院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「泣き虫DNA.。」

2007年10月15日 07時08分56秒 | ノンジャンル
ちょっと前にやっていた「フラガール」を、奥さんと一緒に昨日観ました。

前から観たかったのですが、語彙が少なくて表現できないけど、本当にいい映画を観た・・

夫婦2人で号泣。


映画館で見たら嗚咽しちゃって恥ずかしかった位、泣けました

しかもこれが実話を元にしてる映画っていうのが、又ぐっと来ました


「プロジェクトX」でたぶん一度は取り上げられたんじゃないか思うけど、

よくCMを見る「スパリゾートハワイアンズ」のスタート時の話で、

炭鉱の町が再生する為に皆で頑張った、昭和の日本が輝いていた時代のお話。


昭和40年当時の炭鉱町では、汗水たらして歯を食いしばって働く事こそが仕事で、

お客さんの前で笑って踊ってお金をもらう仕事なんて仕事じゃない

みたいな雰囲気があったようです。


昭和40年と言えば院長の父が24歳、母が22歳。今の両親の考え方は、

きっとこの時代に形作られたものだなぁ~と、映画を観ながら思いました。

要領が悪いけど実直な働き者達・・。 

でもこの映画の中では、もちろん古くから続いた仕事を守る姿も描かれていたけれど、

古い考え方の人達を動かす力、輝きのようなものを持った娘達の

ダンスに対する一生懸命な姿がとても印象的でした


主役の松雪泰子は、斜に構えているようだけど実はダンスに情熱を持っている

ダンスの先生役。

最初は嫌々教えてたのに最後は皆と1つになっていい顔になっていく過程や、

生徒の為に熱くなったりかばったりするシーンは感動的でした


でもこの映画ははっきり言って蒼井優の輝きがハンパないです。

元々バレエの素養があると思われるそのダンスは素人目にもうまいっって思えたし、

一際細く白く、顔が小さいし笑顔がピッカピカ


でも彼女の母役の富司純子の演技も素晴らしく、我ら夫婦は富純のシーンを境に

ずっと泣きっぱなし位のイキオイでした。

めったに邦画を褒めないおすぎが絶賛したのもうなずけます。


あまりにも夫婦で泣き過ぎて、っていうか嗚咽し過ぎて頭が痛くなってしまいました。


いつも思うのですが、院長夫妻(特に院長)の涙もろさはずいぶんの

レヴェルだと踏んでます。


ドラマの中の少し盛り上がるワンシーンで、すぐに鼻の奥がツンとして

「ヤバイ」と思うのですが、ここで泣くのは明らかに不正解なのでは?

と勘ぐるクセがつきました。


横で奥さんが鼻をすすって初めて「あ、泣いていいらしい」と判断し

涙腺を開放します。


院長は泣きやすい。

そういえば我らの夫婦の結婚式、新郎とその父親は挨拶時に号泣、嗚咽。


これは少し異例のことだそうです。