院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「サーグチキンと経営理念。」

2008年08月06日 06時43分00秒 | 
帰りに東急に寄ったらホウレンソウが半額だったので、メニューは

「サーグ・チキン」に決定。

サーグはホウレンソウでチキンを合わせたりパニールというチーズを合わせたり

じゃがいも(コフタという)を合わせたり。

あわせる食材ごとに「サーグ・~」と名前がつく。

インド料理レストランに行ったら確認してみるといいです。



いつもはホウレンソウを手切りで使う院長も、正直めんどくさかったので

フードプロセッサーを使用。

緑の色が鮮やかに出るし、味もマイルドになり、手間がなくていい。

ただ、食感のよさでは手切りだよね~





フードプロセッサーやミキサーを使ってペーストにするのは

レストラン方式ですが、一般的にお店のはもっと節操がないくらい油を使う。

モッタリとするぶん食べ応えがあって客は喜ぶけど、あとでもたれるんだよ。

それはほぼどこの店も同じで、メニューの写真見りゃわかる。


油抜きとまではいかないまでも、せっかくほうれん草使ってヘルシーなものを

作るんだったら油の量も気を使ってほしいけどねぇ


食い物を作るって事に関しても商売となると作り手の哲学とか理念とか

言ってられなくなるのかな?

どうせ大半の客は味も分からんシロートなんだし、そのシロートが

店にいる間だけ「美味い!」って思えばそれでいい!

という経営哲学があるなら、やはり油たっぷり「サーグカレー」になるかな。


もし「料理をすることのメリットは?」


と聞かれたら自分が食べたいものを、経営など関係なく食べたいように作って

食べる、または大切な人に食べさせることができる  って事だと思います。


誰もが食べたいものを食べたいように美味しく作れるわけじゃない!と

反論されるかもしれないけど、人生長いんだぜ~

今すぐには無理でもいつかは美味いもの作れるようになるって。


少しはその手伝いになれるようなヒントを今まで紹介してきたつもりです。