院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「それが嫌われるわけは。」

2008年08月23日 06時41分33秒 | ノンジャンル
奥さんの愛読書「Papa told me」という漫画の中のとあるエピソードをネタに

ドトールで軽くトークしました。


~以下そのお話の内容~


女性ファッション誌を囲んで女性陣がその雑誌のモデルについていろいろ言ってます。

なんでもそのモデルはあまりに痩せすぎているため、そのモデルにあこがれた若い

女の子が拒食症になるような事態を避けたいがため、出版界には

そのモデルを使わないような暗黙のきまりがあるそうです。


確かに拒食症になるのはいけないけど、女性は細くくびれたウエストにあこがれるのよね~

と話しているのを聞いた一人の男性が

「女の子は痩せすぎよりもぽっちゃりしているくらいのほうがいいよ」と

横槍をいれ、女性陣を白けさせます。


                     ・・・と、そんな話。


そういうシーンって日常にも結構あるんですが、ここで間違ってはいけないこと。

それは女性は「そんなに痩せなくたって、少しぽっちゃりしてるくらいのほうがいいよ」

という意見の中身そのものを嫌悪するわけではないということ。


男性からすると痩せすぎの女性は現実的にはあまり魅力無く、少し

ふっくらしているほうが可愛いと、本当にそう思っているし他意はないのです。

でも憧れの細いモデルの話で盛り上がってる女性達にそういうことをいうと大体

場は白けるでしょう。


それはその男性の意見があまりにありきたりすぎるし、その意見が出ると

盛り上がっていた話がそこで終ってしまうからです。

で、そのありきたりの意見を得意顔で話されると、その男性がすごく底の浅い

つまらない人に思えてしまうんでしょう。


例えばファッションのこだわりや、そのコンセプトなど、あーでもないこーでもない

って話しているときに誰かが得意顔で

「たださ、ファッションなんて本人がいいって思ってそれを着ているなら

それでいいんじゃないかな?俺はそう思うな。」

なんて言ったら、盛り上がっていたその話がそこで終っちゃうのです。

しかも、その話題をぶっちぎった本人はひどくご満悦ときたら・・・

戦犯モノでしょう(笑)



院長はそこをあえてみんなが盛り上がっていた話題を適度なところで切るために

「でもまぁ、いろんな人がいて面白いね」と最強につまんなく締めることがあります。

周りがそれを知っていてくれて即座に「ツッマンネー!!」と言ってくれるのが

条件ですが。


※偏見ですが、大学のテニスサークルのさわやかな先輩に、そういうつまんないのが

多いイメージがあります。 これは院長の偏見。



女性は「わたしデブだからな~」と言って

「え~、全然そんなことないって。今のままでいてよ」と返されて怒る人は

いないんじゃないかと思うし、たいていの場合実際もそんなに太ってません。


女性は「痩せすぎよりもふっくらしている方が可愛い」と言われることに

腹を立てるのではなく、そんな紋切り型のつまらん意見を得意顔で

話されて、話題を終らせられちゃうのをひどく嫌悪するのです。


院長はそう思うんだけど・・・  女性陣、どうです??