清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

自家製保存食作り

2010-09-15 21:22:21 | うまいもん

急に秋らしくなりましたね。

これで一気に涼しくなってくれるといいのですが。

暑い夏でしたが野菜も豊作で食べきれないものやありものを使っていろいろ保存食を作ってみました。

 <たくさんとれた青しそは>

(冷凍青しそ粉) 葉をビニール袋に入れて冷凍し、それを手でほぐして粉末にしてまた冷凍庫で保存します。みじん切りにする手間もいらず、必要な分だけ取り出して使います。解凍せずに使えます。

(ドライ青しそ漬け)葉を塩もみして1日ぐらい重しをして塩漬けにします。それを天日で乾燥させます。しんなりしたらパリパリになるように電子レンジで50秒ほど加熱させます。それを手でほぐして容器で保存します。そのまま青しそふりかけとして使うもよし、水で戻して塩抜きして使うもよし、いろいろ使えます。

<たくさんとれたみょうがは>

(みょうがの梅酢漬け) みょうがを梅酢につけて1週間ほどおき、みじん切りにして薬味として使います。あらかじめみじん切りにしたみょうがを梅酢につけてもOK、丸のまま漬けこむよりシャキシャキ感が残ります。

<たくさんとれたきゅうりは>

(きゅうりの福神漬け) 塩漬けしたきゅうりを塩抜きし、輪切りにしてゆでて醤油、砂糖等で味付けして煮詰めます。水気がなくなったら冷まして冷蔵庫で保存。パリパリした食感で箸やすめに最適。 

(きゅうりの奈良漬) 塩漬けしたきゅうりを塩抜きし、奈良漬用の酒粕と砂糖、酒を混ぜたものに漬けこみます。3週間ほど漬けこんで奈良漬の完成。酒粕に漬けたまま冷蔵庫で保存。

<たくさんとれたトマトは>

(トマトソース) 完熟トマトを小口切りにしてミキサーにかけます。それを濾し器で濾して種や皮を取り除きます。トマト汁を少しドロッとするまで煮詰めて冷まし,小分けにして冷凍します。スパゲッティーやトマト煮などに使います。

 <梅漬けの梅としそ、梅酢は> 

(梅漬けの梅) は天日干しして乾燥させ、冷蔵庫で保存。干した後また梅酢に戻しても良いのですが、この方が酸味が抜けてたべやすくなります。

 

(しそのふりかけ) 梅漬けのしそは天日で乾燥させ、さらに電子レンジで50秒ほど加熱し手でほぐしてふりかけに。

 

(梅酢) は瓶に入れて冷蔵庫で保存、梅酢漬けや調味料にいろいろ使えます。

<新しょうがは(これは買ってきたもの)>

(新しょうがの梅酢漬け) 新しょうがを薄くスライスし梅酢につけて冷蔵庫で保存。食べる分だけ千切りにしていただきます。あらかじめ千切りにして漬けこむより、食べる直前に千切りにした方がシャキシャキ感が残っておいしいです。

 

<古くなったブドウや食べきれないブドウは>

(ブドウジャム) ブドウを皮のままミキサーにかけて鍋やフライパンで煮詰めます。種がある場合はかき混ぜながら浮いてくる種を取り除きます。トロッとするまで煮詰めたらレモン汁を加え冷まして出来上がり。糖度が足りない時は砂糖を加えます。巨峰やピオーネ等赤系のブドウの皮はポリフェノールたっぷり、色もきれいだし、ミキサーで細かくしてあるので皮までやわらかくなります。

どれも元手はほとんどかかっていませんが、手間をかけた分おいしく仕上がっています。(買ってきたものよりおいしい!)

食材を無駄にせず、おいしくする、エコでもありまた命を大切にする仏の教えにも通じる作業です。

このほか、今年は作りませんでしたが、バジルを使ってバジリコソースなんかも良く作りますね。

(昨年作ったバジルソース)

秋冬にはまた収穫物が多かったら保存食作りチャレンジしてみましょうか。

結構やり始めると面白いんですよ。

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コメント
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