昨晩、近所のそば屋「きり」(甲府駅北口にある)で食事をしてきました。
お彼岸で疲れて食事の支度をするのも大変だし、たまにはそばも食べたいし、B-1グランプリの影響がどのくらいあるのかにも興味があったので行ってみました。
このそば屋は昔からある店で、昼間は営業しておらず夕方から深夜までの営業です。
そのため、居酒屋的なメニューも多く飲んだ後締めにそばを食べるという人も多いようです。
また、この店からはBー1グランプリに鳥もつ煮の調理人として職人さんが1人参加しています。
店に行ってみると、予想どおり混んでいました。
もちろん、常連とおぼしきサラリーマンの方々もいましたが、予約席となっているテーブルもあり、私たちが入って間もなく満席状態に。
リュックを背負った観光客と思しき方も見受けられます。
やはり影響は出ているようです。
どのテーブルでも皆鳥もつ煮を注文しています。
私もそうですが、このあたりに住む人はたいていそば屋に行くと先ず鳥もつ煮を注文し、そばが出てくるまでのつなぎとしています。
居酒屋でいうところのとりあえずビールという感覚に近いものでしょうか。
最近鳥もつ煮はそば屋以外でもメニューとして扱っているところが増えていますが、地元の人間としてはやはりそば屋で食べるものという認識です。
これからもっとたくさんの観光客が鳥もつ煮を目当てにやってくることでしょう。
しばらくは地元の人間もなかなかそば屋さんに行かれないという状況になるかもしれません。
肝心のそばはというと、手打ちの細麺で、辛めのつゆが特徴です。
山梨のそば屋さんのつゆは味が薄めなのが多くて物足りなさを感じることがあるのですが、ここは江戸前風の色の濃い、かえしの味が利いた辛めのつゆを出してくれる数少ないお店です。
江戸前風の味が食べたい時には最適です。
サイドメニューも品が良い味で満足度も高まります。
(店を建て替える前はきたなミシュランな店だったんですけどね)
たいへんおいしゅうございました。
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