先月の自交総連ハイヤーセンター支部定期大会に続き、11月3日(月)、自交総連山形地連第54回定期大会でご挨拶させて頂きました。
大会の資料では、規制緩和政策の下で、全国のタクシー労働者の賃金が全産業平均の55%に低下していること(平均年齢59.3才で261万円)、賃金低下の進行に比例して交通事故が増加していることが明らかにされています。
アベノミクスの成長戦略の柱である、「なんでも規制緩和」の誤りの1つの証明です。
私は市議会で、「規制緩和万能論」とたたかうとともに、市の送迎バスの業務委託等が「安値競争」となり、労働者の低賃金と事業者の負担をもたらしている問題、「ボランティア送迎」が(住民の意図はともかくとして)安全の保証が担保されていないこと、を取り上げてきました。
また、公共交通政策を確立し、タクシーをその担い手として位置づけて健全育成を図るべきと提起してきました。
議員になる前の10年間、ハイタク(ハイヤー・タクシー)労組の方々と一緒に取り組んできたことを、議会の場で取り上げたところです。
労働者の生活と権利を守ることと、利用者の願いに応える良い仕事をつくることが一体の課題であるということは、労働組合運動を通して得た私の確信です。
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