11月11日(火)は、「介護の日」でした。「介護について理解と認識を深め、介護従事者、利用者、家族を支援するとともに、関係者の支え合いや交流を促進し、介護に関して、国民に知らせる日」(筆者要約)とされています。
庄内医療生協と山形虹の会の皆さんがこぴあで宣伝・署名行動をおこないました。
「介護保険制度の改善と介護従事者の処遇改善を求める署名」です。
政府が計画している介護制度改悪の内容、介護労働者の実態はこのようなものです。
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午前・午後合わせて30名余りの職員の皆さんが参加、買い物に来た多くの方々が足を止め、耳を傾けて署名に応じてくれました。
私も参加させて頂き、行動の合間に職員の方々のお話を聞いてみました。
介護労働者の声
30代女性、ショートステイに勤続13年。「祖父母の介護をきっかけにヘルパー講習を受け、介護の道に入った。仕事は一日中忙しく、もう少しゆとりももって、利用者さんが何を求めているか聞いてあげたい」。38歳男性、勤続8年、デイサービス。「高い理想があるのに、現実はかけはなれている。仕事の重要性に見合った給料になっていない。この仕事に関わる者として、
実態を社会に知らせていかなければならないと思う」
求められる国・県の施策
厚労省は、07年に「改正・福祉人材確保指針」を策定しましたが、人材確保のための実効性ある方策は打ち出されていません。
それどころか来春には、医療・介護総合改悪法を施行して、サービス縮減と負担増を狙っています。
一方、山形県では介護職員サポートプログラムを策定、効果は明確ではありませんが、雇用環境改善への問題意識を示しています。
まだまだ十分なものでは無いそれらの施策を県議会で取り上げ、介護労働者の処遇改善・確保を進めていきたいと考えています。
20年来のテーマとして
全産業の中でも最も低いものとなっている介護労働者の処遇改善は、労働組合の仕事をしていた時からの私のテーマです。
現場で頑張る皆さんの声に応えるために、すべての市民に安心・安全の介護を保障するために、県政の場で力を尽くしていきたいと決意しています。
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