関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

2025年もよろしくお願いします

2025年01月06日 | 県政全般

gooブログの不調で投稿できなかった新年のご挨拶です。2025年も宜しくお願いします。

 あけましておめでとうございます。
 昨年中、私にご意見・ご要望をお寄せ下さった皆さま、平和と暮らしに関わる様々な課題を共有して協力・共同下さった皆さま、暖かい激励を下さった皆さまに心から感謝申し上げます。
 県議会10年目の年、県民の暮らしと権利を守るために活動する各分野の団体・個人の方々との協力・共同の上に、医療、福祉、教育、農業、商工業等の課題を質問し、いくつか重要な前進を見ることができました。(年末に発行した県政報告を後ほどアップすます)
 ご期待にお応えできなかった課題は前進面の幾倍もあり、力不足を改めて認識し、気構え不足を反省しお詫び申し上げます。
 反省を必ずや何らかの改善に繋げて参る決意です。

 県政の振り返りにご関心をお持ち頂ける方は、後段のご報告をお読み頂きたいと思いますが、総じて昨年は、国民生活・県民の暮らしに多大な困難のある年でしたが、その結果として、自公政権が衆院で過半数を割り込むという政治の激動が始まる年となりました。
 SNSの影響力の拡大について、昨年いくつかの選挙で引き起こされたデマ・フェイク、人権侵害は絶対に許されないものではありましたが、政治とマスコミ報道のあり方への健全な疑問の反映として、国民の真実への渇望の表れとして、前向きなものと考えます。

 世界では、ウクライナ戦争の泥沼化、ガザでの非人道的事態の深刻化と近隣諸国への戦禍の拡大、ヨーロッパでの極右の台頭、そしてアメリカでのトランプ政権の再登場等々、行く末を暗く感じさせる事象が拡大しましたが、他方、被団協のノーベル平和賞受賞、東南アジアを始めとして「対話と包摂で平和をつくる、平和の地域協力の流れが発展」するという国際政治の前向きの流れが感じられる年でもありました。
(この辺りは、日本共産党志位和夫議長の赤旗新春インタビューをご参照
 また、韓国で戒厳令発令に多くの国民が国会に押し寄せ、直ちに撤回を勝ち取った行動には深い敬意と強い感動を覚えました。
 民主主義についての固い確信と主権者としての高い自覚には、この国と最も深い縁を持つ日本国民にも大きな刺激となったものと期待します。

 今年は戦後80年。戦後日本の原点である侵略戦争の深い反省と、反省に基づいて打ち立てられた、基本的人権の尊重、恒久平和主義を始めとする日本国憲法の理念を改めて噛みしめ、自公政治の流れを大きく転換する年にしていかねばなりません。
 軍事費が、教育、農業予算などを大きく上回り、抑制される社会保障費を尻目に異常な伸びを示すという状態は、原点から大きく逸脱するものです。
 戦争は最大の人権侵害であり、軍事力では平和は実現しません。
 社会のあらゆる分野の活動を持続可能なものにしていくという、人類の挑戦を無にする最悪の行為が戦争です。
 戦争を絶対に回避し、国民生活の安定と向上を図る事が、日本の政治家に求められる最大の原理である事を腹に据えて活動して参ります。
 「復活と再生の年」と言い習わされてきた、巳年にふさわしい年にすべく、精一杯頑張って参る決意です。
 今年も一年、ご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。
                            2025年1月1日 関 徹
 「昨年の県政の特徴:備忘録」は別に投稿します。