関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

2024/07/14

2024年07月14日 | 平和と民主主義・外交
まちキネで「戦雲(いくさふむ)」の初日上映を鑑賞、併せて行われた三上智恵監督の講演を拝聴しました。
 https://ikusafumu.jp/

 沖縄が日米両政府の戦争体制づくりの犠牲になっている・・。そういう事を本土の国民に知らせようという映画かなと思い込んでいました。
 確かに、与那国島、石垣島、奄美大島、宮古島、沖縄本島の美しい自然が、自衛隊ミサイル部隊、弾薬庫配備等で破壊される姿、島の人々の抗議が無視され踏みにじられる姿が描き出されていました。
 しかし肝心な事は、沖縄が蹂躙されるだけではなく、日本の平和な未来が、国民の平和の願いが、知らない内に蹂躙されているという事でした。
 監督は講演の中で、「映画を観た人が『沖縄は大変ですね』と言うが、沖縄問題では無い、あなたの服に火がついているんですと気づいて欲しい」とお話されていました。

 同時に、映画が描く島の人々の暮らしは、楽園のような青い海と空の下で、伸びやかで輝きに溢れ、行ってみたいな~、と強く思わされました。

(ヤニ下がるとはこの事です。お恥ずかしい)
 監督さんも、勝手に抱いていたイメージとは全く違って、優しい笑顔で、明るく軽やかにお話する方でした。70分間、ノンストップでお話されました。
 重いお話を深く考えさせながらも、一緒により良い明日に進もうと感じさせてくれるお話に心が暖まる思いがしました。

 鶴岡では、26日まであと13日間上映されます。是非とも多くの方に観て頂きたいものです。






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