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昨日、鶴岡市は三川町に対して、市と三川で構成している消防事務組合と衛生処理組合の二つの組合を解散することを申し入れました。
市長は同日の記者会見で「自立なら(消防、ごみ処理なども)町独自でやるべき。整うまでは委託は可能だがずっとはあり得ない」と述べたとされます(29日付荘内日報による)。
二つの組合が、合併を前提にして三川の負担を低くしているのは事実ですから、三川が合併を取りやめるとすれば、この負担を適正なものに見直せばいいことです。
さらに、事務組合を解散するとしても、三川の依頼があれば、三川の消防や衛生処理の委託を受けることも、三川が応分の負担をするならば当然あり得ることです。
そういうことを一方的に放棄して、「合併に応じない三川には、何にも協力しない」というのでは、どうみても「報復」であり、力の強いものが弱いものを苦しめる「いじめ」と言うしかありません。
住民の切実な要求であるゴミ処理や命に関わる消防を合併強要のネタに使うなどという態度は、行政の長として品位を欠くものであり、合併賛成の人にとっても見苦しいものでなのではないでしょうか。
良識ある市民の皆さんの声に耳を傾け、こういう態度を改めるように、市長に迫っていかなければなりません。頑張ります。
(丸岡夕景)