関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

市民プール侵入者事件の顛末~マスコミ報道に疑問~

2013年05月23日 | 市政全般

 5月6日に市民プールに侵入者があったことが、新聞各紙に報じられていました。
例えばある新聞では、「容疑者は・・敷地内に侵入した疑い。非常警報があり、同署員がかけつけたところ、敷地内から出てきた・・容疑者を現行犯逮捕した」とか。
 しかし、敷地内で非常警報が鳴るか? 非常警報で警察が来るか? おかしいなと思って、市スポーツ課に確認した事実関係は以下のようなものでした。

○侵入者は建物内に侵入した。
○警備会社のアラームが鳴り、警備会社から警察に通報があった。
○警察がかけつけた時には、 侵入者は建物を出て、敷地内にいたのでそこで逮捕された。
○建物内に侵入できたのは、無施錠の出入り口があったから。管理を委託されている水泳振興協会が自らおこなっているスイミングスクールの後、鍵のかけ忘れがあった。
○盗難などは無かった。
○水泳振興協会は、市教育委員会に対して、事情説明とお詫びに来て、教育委員会の側からは「こういうことのないように要請した」。

 振興協会の管理のあり方は問題であったと言う他ありませんが、日頃管理のあり方を市が把握していたかも再点検されざるを得ません。
 協会がプールを思うままに使っているのではないかと疑う声が色々ありますから。
 
 さらに私は、新聞の報道が事実関係を正確に記載していないことに、疑問を感じました。
 スポーツ課は、マスコミの取材は受けなかったといいます。
 警察がウソの説明をするでしょうか?
 振興協会の説明を信じこんだのでしょうか?
 いずれにしても随分お粗末な取材ということになります。

 上記三者のいずれかから、事実と違う報道を頼まれたとすれば、事は更に重大です。

 結果として、管理を委託されている振興協会の落ち度が隠された訳ですから、報道のあり方が問われます。
 マスコミが行政を監視する役割を果たしているのか、日頃から疑問をもってきましたので、特に強く感じます。

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