3日(日)午後、市立荘内看護専門学校の「看学祭」に行ってきました。
看学祭は、学生たちがテーマ別の班に分かれて準備した企画が発表される場です。
それぞれの班で先輩と後輩が一緒になって、夏休み前から何ヶ月も知恵を絞り、話し合いを重ねることで、知識や技術の学習以上に大事なものを学生に与えてくれる取り組みなのだろうと想像します。
昨年は雨に祟られて来場者170名ほどだったものが、今年は午前中で百名を超えたとのことで、どの部屋もにぎわっていました。学生たちのかわゆい笑顔に、お客の方も自然と笑顔になるようです。
私などは気をつけないと「ニヤけてる」と言われそうです。
先生のお話によれば、高校生、学生の家族、病院関係者、カレシなどが大半だということです。
荘内病院建て替え前は学校と病院がつながっていて、学生が実習でお世話になった患者さんなども来ていたそうですから、学生にとっては感激の再会の場でもあったことでしょう。
もっとも、患者さんが来なくなったのは、建て替え・移転のためだけではなく、荘内病院が国の政策に合わせて「急性期病院」となり、患者が平均10日ぐらいで退院又は転院するようになったこと、高齢で重症の方が多くなったことなどが反映していると思われます。
私が医療機関に就職した25年前から考えると、現場は随分厳しいものになりましたが、学生たちには今の笑顔と仲間を忘れず、元気で頑張っていけることを祈ります。
看学祭について書いた3年前の投稿。企画内容は変わっているようです。
http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/ad2c69fc5a2853c66f0d0b87ac86a751
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