2月3日(日)、第一学区学童保育所「星の子」「夢の子」の「感謝のつどい」に出席しました。
これまで26年間、地域の運営委員会がおこなってきた学童保育が、今春から市立南部児童館での社会福祉協議会による事業に移行することから、運営委員会としての一応の区切りとして開かれたものです。
普通は、「解散式」のような名称になるのかもしれませんが、運営委員会の中で「運営委員会は無くすべきではない。学童保育の運営の中心として引き継がれるべき」と意見があり(私もそう主張しました)、「感謝のつどい」という名称になりました。
つどいに出席された方々からも、「これまでの学童無ぐなる訳でねえぜの」「これだけいい学童保育をつくってきたのだから、これからもそのまま続けてもらいたい」などのご意見がたくさん聞かれました。
運営委員会の長年の苦闘の歴史と自負を、市当局や社協にも、よくご理解頂きたいものです。
さて、大人たちのそのような思惑とは関係なく、子どもたちはすばらしい成長の姿を見せてくれました。
入所児童代表颯一郎くん(6年生)
挨拶の後、「颯一郎君、立派な挨拶ありがとうございました」と原稿を読んでいた本日の司会が颯一郎君のお父さん(運営委員会事務局長)だったことは、出席者の暖かい笑いを呼んでいました。
楽しい思い出があふれ、学童の中での成長の姿がありありと浮かんでくる、本当に立派な挨拶でした。
日々鍛えているけんだま。多くの観衆がシーンと見守る中、堂々と技を披露。
「世界に一つだけの花」のピアノ演奏が響く中、全員が黙って前を見つめて立っています。
被災地への思いをしっかりと育ててきたことがジーンと伝わってきました。(颯一郎君の挨拶で触れられていました)
その後に、ハンドベル演奏。澄み渡る音に、感動の涙が流れました。
96ページもある立派な記念誌も発行。
保護者・指導員を始めとする実行委員のみなさん、本当にご苦労さまでした。
第一学区学童保育所は、1987年に児童数27名で、16畳のたたみの上で始まりました。
現在(2012年度)同126名、一小の児童の2割が利用する、文字通り無くてはならない施設となり、遂に市が児童館を建設するに至りました。
長年の関係者のご労苦に思いを致しながら、これからも引き続き精一杯取り組んでいくという自分の決意を確認する日となりました。
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