さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

京都伏見稲荷大社

2016年01月23日 | 旅行
毎年、秋に京都「黄檗」へ墓参りに行くのが恒例なのですが、2016年が、両親の13回忌なので、法事を兼ねて1月に行くことに・・・・

墓がJR奈良線の「黄檗」にあるため、今回は時間的な制約の中、「伏見稲荷大社」に寄ってみます。

実は、私自身、大阪に生まれ育ってながら、この「伏見稲荷」に来るのは初めてなんです。

墓参りを済ませて、同じ沿線のJR「稲荷駅」に着いたのは、陽も少し西に傾きかけた午後3時前。

荷物を駅のコインロッカーに預けて・・・・・



鳥居をくぐった先には「楼門」があり、たくさんの人が写真を撮ってます。

ほとんどが外国観光客の人たちですが、やはりアジア系の人が多いですね。

他国には無い神社文化をどのように感じてるのでしょうか。

もともと、ここ伏見稲荷大社は、外国観光客に人気のあるところで、2015年には、外国人観光客の人気スポットとして第1位になったとか・・・・

駅に近く、拝観料が不要で、閉門時間が無いことなどが人気の理由だそうです。

次の写真は、鳥居の先にある「楼門」です。

この建物は天正17年(1589年)豊臣秀吉の造営とされ、神社の楼門の規模としては最も大きいものだそうです。



「お稲荷さん」として親しまれてる伏見稲荷大社ですが、全国に30000社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。

和銅年間(708~715年)(一説に和銅4年(711年)2月7日)、伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が勅命を受けて伊奈利山(稲荷山)の三つの峯にそれぞれの神を祀ったことに始まり、
秦氏にゆかり深い神社です。

稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とし、その稲荷山には信者から奉納された約1万基の鳥居があり、特に「千本鳥居」と呼ばれる所は狭い間隔で多数建てられ名所となっています。

鳥居を奉納する習わしは江戸時代に始まったそうですから、そんなに昔の話ではないですね。

本殿の奥に、その「千本鳥居」の入り口があります。



ここから頂上の「一ノ峰」(海抜233メートル)まで、延々と鳥居が続きます。

さて、ここから、女房殿と頂上の「一ノ峰」を目指して・・・・・いざ!出発!



狭くて少し幅の狭い鳥居が並ぶところは一方通行。



緩やかな上りが続きます。



上りの時は気づかなかったのですが、振り返ってみると、鳥居には奉納者の名前が刻まれてます。



昇り始めて20~30分くらいでしょうか?? まだ先は見えず、息があがってきます。

山中には、おびただしい「お塚」が群在し、参道には数千もの朱の鳥居が建ち並んでいます。



途中ですれ違う人に、聞いてみると・・・・・「まだまだ先ですよ!!まだ半分くらいかな?」



上り階段がかなり急になってきます。 登り始めて、すでに30分以上!

女房殿、曰く! 「腰痛がぶり返すとまずいからここで待ってて・・・・!!」

私は、その意見に従って、即、OK!!!、私は途中の茶店で一服!

時間的な制約があったので、女房殿だけ、さらに15分ほど登ってみたものの、結局時間内には「一ノ峰」までたどり着けなかったとのこと。

茶味の前に、これも「塚」でしょうか?、小さな鳥居が奉納されてます。



女房殿を待つ間に、茶店近くから望む京都市内。



ここから、JR「稲荷駅」まで、別の道を下山します。

そして、今度は、京阪「伏見稲荷駅」から、友人ご夫妻と待ち合わせをしてる守口へ・・・・・

(守口市は、私が生まれ育った町)

ほぼ1年ぶりの友人ご夫妻と、酒を飲みながらの談笑、あっという間に時間が経ってしまいました。


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