さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

こんな所に何故、ボラ(?)??

2014年12月10日 | 日記
今回は、ぶらり散歩の途中に見つけた面白い生き物を紹介します。


ある晴れた日の見沼自然公園、公園から加田屋川沿いに南下してると・・・・・

何やら、たくさんの魚が群れています。

ここでは、春先の産卵時期に、大きな鯉が群れてることがありますが、鯉ではなさそうです。



なんだか分かりますか???どうもボラのようです。(間違ってたらごめんなさい)

海に近い河口などで、たくさんのボラが群れてるところは何度か見たことがありますが、こんな小さな、どちらかというと、汚い川に何故??

ボラ(鰡・鯔・)は、ボラ目・ボラ科に分類される魚の一種で、食用にもされますが、あのメスの卵巣を塩漬けして、乾燥させたものがカラスミでも有名ですね。



スズキなどと同様に、大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚としても有名ですが、ちなみに・・・・・

関東では、オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド

関西では、ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド

高知では、イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ

東北では、コツブラ→ツボ→ミョウゲチ→ボラ

・・・・・・・・・・と、呼ばれるそうですよ。(ウィキペディアより)

動画にも撮ってみましたが、なかなか敏捷な動きをします。



幼魚のうちはしばしば大群を成して淡水域に遡上するようですが、まさかこんなところまで遡上してきたのでしょうか。

水の汚染にも強いようで、このままここで大きくなるのか?不思議です。



ボラの写真だけでは、寂しいので、この公園の住人の一つ、コゲラの写真も載せます。



後頭の赤い飾り羽でも見えるかと思って撮ってみたのですが、残念ながら見えませんでした。雌なのかもしれません。



池には1羽だけ、怖い顔したハシビロガモの雌がいました。ちょっと寂しそうですね。





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