さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

再びアサザを撮りに・・・・

2015年09月10日 | 
前回載せたアサザは、あまりいい雰囲気の写真ではなく、半分以上、花が閉じた状態だったので、再び撮りに行ってみました。

もちろん、花が満開状態の午前中に・・・・

前日の雨がやっと止んで、空は今にも泣きだしそうな状態でしたが、花撮りには、ちょうど良かったかもしれません。



前回の続きで、今回はアサザの面白い生態が分かりましたので、少し書いておきます。

アサザの繁殖方法には、クローン成長と種子繁殖がることは前回書きましたが、まずは下の2枚の写真を見比べて下さい。

実は、アサザは「異型花柱性」という繁殖システムを持ってるようなんです。

ネットで調べて見ると、「長花柱花」と「短花柱花」・「等花柱花」という3つのタイプの花があるようです。

「花柱」、つまり雄しべの長さで区別してるようなのですが、慌てて自分の撮った写真を調べて見ると・・・・・

下の2つの花を見つけることが出来ました。(大きくトリミングして、コントラストを上げてるので見分けがつきにくいですが)

雄しべと雌しべの長さが違いませんか??

上の写真が「短花柱花」???下の写真が「等柱花」???残念ながら「長柱花」らしき花は見つかりませんでした。

もしかすると、この解釈が間違ってるかもしれません。その時はご指摘くださいね。



「短花柱花」と「長花柱花」」が交配すると、一番いい種子ができ、「等花柱花」は、自家和合性が高いそうです。

なんだか複雑な話になってきましたね。



話を元に戻して・・・・・・・・予想通り、池のアサザは満開状態で、前日の雨に洗われて、花の状態は最高でした。





ヤマトシジミも大発生したのか、群れをなして花の周りを飛び回ってます。



池映りが綺麗です。



さて、次の3枚の写真は、同じ花を撮ったものですが、池映りが特に綺麗ので、アングルを変えて撮ってみました。

光の具合などで、まったく雰囲気が違ってきますね。









おまけ写真です。

この日は、下草刈りの作業のため、作業の方がたくさんいて、さらにエンジン刈り機の音がすごくて、ツツドリの姿は見る事が出来ません。

でも、作業が終わるお昼前に、1度だけ、姿を見せてくれました。

「腹が減っては戦にならぬ!」でしょうか。



このツツドリ、今頃は・・・・・どうしてるでしょうか。


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