さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ハグロトンボ再び

2015年09月28日 | 昆虫
以前、下書きしていたハグロトンボの記事が残っていて、いつ載せようかと思ってるうちに時間が経ってしましました。

実際は8月末にツユクサを撮った時に、近くにいたハグロトンボを撮ったものですが、ちょっと面白い構図なので、夏の思い出として見て下さい。

まずは、雄と雌を比べてみました。

雌の方が雄よりすこし大きいとも言われてますが、そんなに差は感じません。(下の2枚の写真は画角が違うので、雄の方が大きいですが…)

雄は体色が全体的に黒く緑色の金属光沢があるのに対し、雌は黒褐色です。

雄の胴体は金緑色に輝き、雌は全身が黒いので、比較しやすいですね。





ツユクサに止まった雄が、翅を広げ始めました。



川べりのツユクサの近くではこんな光景も見られます。

まずは1匹だけ。雄ですね。



そしてその先に雌が止まって2匹。



さらに雌が加わって3匹が並びます。



恋の邪魔をしたくないのか、最後に止まったメスが飛ぶ瞬間。(暗い所なのでブレブレですが・・・・)



ハグロトンボは、6・7月頃に羽化しますが、羽化後の若い個体は薄暗いところを好み、水域から離れて林の中で生活する事が多いです。

そして、成熟すると再び水域に戻り、明るい水辺の石や植物などに止まり縄張りを張り、婚活開始!!

雌が仲良くツユクサの葉の上で、くつろぎタイム?? この時期は恋の季節、男の子を物色中かもしれません。





*以前と同じシリーズなので、今回はコメント欄を閉じています。
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