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さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ノカンゾウと半夏生

2021年07月13日 | 花と野鳥
6月24日、久しぶりにA公園の散策に出かけてみました。
一昨年の台風の影響で長らく閉鎖されていて、昨年7月にやっと全面解放されたのに、コロナ第3波の影響で、5月12日から駐車場が閉鎖。
しかも、ミドリシジミの羽化の時期に!! 今年こそは2年ぶりのミドリシジミが見れるだろうと期待していたのに!
やっと6月21日に駐車場も解放されたものの、あいにくの天気で行けず、この日になってしまいました。
もちろんミドリシジミは、時期的には遅いので(羽化は5月末~6月初め)、期待はしていなかったものの、それでも淡い期待をしながら・・・
早朝、やはり同じような思いの愛蝶家さん達が、訪れていましたが、結局、ミドリシジミは1頭も見つけることができず。

林の中では、ノカンゾウ(野萱草)の花が咲いてます。
ノカンゾウとヤブカンゾウはよく似ていて、植物に疎い自分には、その区別も定かではないが、ヤブカンゾウは八重咲らしい。


 

所々、ハンゲショウ(半夏生)も・・・・
暦日の「半夏生」は、かつては夏至(6月21日頃)から数えて11日目、すなわち、毎年7月2日頃~7月7日の七夕頃までをさすようですね。
植物の半夏生は、ドクダミの仲間で、6月の終わりから7月初旬にかけて、白い花穂をつけます。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花のため、虫を誘う必要から、進化したのではないか、といわれています。

 

葉脈が綺麗

 

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)の花にはベニシジミなどの蝶がやってきます。この日は雨上がりの朝だったせいか、蝶の種類も数も少なく、花も寂しそう!


林の中の高い所では、1羽のキビタキの声が響き渡ります。 しかし、さすがに姿は確認できず。
目の前に突然出てきたのは、今やここの住人として、顔を利かせるようになったガビチョウ。さすがに180ミリマクロではこれが精いっぱい。


この公園も、今は夏枯れで、賑やかに響き渡る声は、このガビチョウくらいでしょうか。鳥撮りさん達も姿もなく、閑散としてました。

2019年のミドリシジミの様子は・・・・・・・・こちら



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