6月10日、久しぶりのI沼です。2週間ぶりかな。
この日は、ヨシゴイが元気な姿を見せてくれたのですが、杭にはコアジサシより一回り大きな鳥が・・・アジサシ(鯵刺)です。
コアジサシの全長:約25cm、体重:約50~60g、翼長:約170~80cm。(個体差あり)
アジサシの全長:約35cm、体重:約130g、翼長:約270~280cm。(個体差あり) 体重は倍ほどあるんですね。
アジサシ(鯵刺)、日本では春と秋に立ち寄る渡り鳥ですが、最近は国内の一部で繁殖も確認されてるようです。
各地の海岸や河口では大きな群れでやって来ることもあるようですが、この沼では時々立ち寄ってくれるだけ。この沼の貴重品です。(笑)
ところで、アジサシの仲間は広義ではカモメの仲間に近いのですが、全世界には40種類ほどいるそうです。
そのうち日本で確認されるのは約20種類ほど(日本鳥類目録第7版リスト参照)で、結構たくさんいるんですよね。
アジサシは、コアジサシに比べてゆったり飛ぶため、一目で区別がつきます。
珍鳥のハシブトアジサシとよく似てますが、大きく切れ込んだ尾羽が特徴です。
アジサシの上を飛ぶのはムクドリ。
ちょっと気になるようです。
一方のコアジサシも負けじと飛んでますが、こちらは「スィ~スィ~」って飛んでる感じですね。
この日確認できたアジサシは4羽ですが、この後、すぐに抜けてしまったようです。
この沼には、他にハジロクロハラアジサシやクロハラアジサシも姿を見せたみたいですが、すぐに抜けてしまったとか・・・・
やっぱり、毎日観察してないと、出会いが難しいですね。