さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ミドリシジミの色は構造色

2022年06月26日 | 昆虫

一昨日からの猛暑日、今週いっぱい続きそうな気配で、昨日はさすがに、夜もエアコンがフル回転!! 突然の気温変化に身体がついていきません。

この炎天下では、外に出かける気も失せ、しばらくは在庫からの投稿になりそうです。

 

暦が前後しますが、今回は6月2日、5月29日に続いて2度目のミドリシジミ探しの記事です。

この日も現地午前7時過ぎから、林の中を歩きます。この日見つけたのは3頭の雄だけ。やはり少ない!!

どの子も完全に翅を開いてくれませんでした。

この子も半開き!!

全て雄だけで、結局この日も雌の姿は確認できませんでした。

光の具合で緑や青色に見えるミドリシジミの翅の色ですが、蝶の多くは、「構造色」と呼ばれる光のしくみを利用しています。

「構造色」のことは、以前にも書いたのですが、その物質自体には色がないのに,光の波長によって微妙に発色する現象のことを云います。

シャボン玉などの表面の色難度が典型的だそうです。鳥の仲間ではカワセミが代表選手ですが、ドバトの首筋などが光の具合で虹色に見えるのもそうですね。

蝶の場合は、翅の鱗粉がその作用をしてるようです。試しに、上の写真を大きくトリミングして鱗粉の様子を見ると・・・規則正しく並んでます。

蝶の世界も不思議なことがいっぱい

キマダラセセリです。

その後この林には行けてないので、ミドリシジミの羽化の様子が分かりませんが、例年通りたくさん羽化してくれてるといいのですが・・・・

 

 

 

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