酷暑日で自宅籠りが続くと運動不足が気になる中、7月26日、運動を兼ねて北本自然観察公園へ出かけてみました。
林の中の木陰散歩だと暑くないだろうと思ったのですが、これが大きな間違いでした。
この日は風もなく、林の中でもムッとするような蒸し暑さ!立ち止まって足元の花を撮ろうとするとやぶ蚊の襲来!
ウグイスの綺麗な囀りだけが、せめてもの救いです。
まず最初の出会いは、「自然学習センター」の前に咲いていたメハジキ(目弾き)。薬草として利用されることもあるとか・・・・
同じくセンターの前に咲いていたクサギ(臭木)です。
すでに花のピークは過ぎていたようですが、クロアゲハやナガサキアゲハなど大型の蝶が集まってきます。
道端には、日本の山野に自生するシソ科の多年草、アキノタムラソウ(秋の田村草)です。今回はいろんな角度から撮ってみました。
細長い穂を伸ばして、薄紫色の小さな花を付けるのですが、見栄えはあまり良くなくて、雑草のように見えるのは私だけ??
アキノタムラソウの花期は、夏の始めから秋の終わりまでなので、名前とはちょっとイメージが違います。
同じ仲間で花の様子が少し違うナツノタムラソウ(夏の田村草)という植物もあるそうですから、植物の世界は広いですね。
上からも撮ってみました。
よく見れば、可愛い花なのですが・・・・
さらに奥に進むと、キツリフネ(黄釣船)の花が咲いてました。すでに見頃が過ぎていたようで、花も傷んだものばかり。
湿地の木道の近くでは、お馴染みのタコノアシ(蛸の足)の蕾を見つけました。開花までまだ少し時間がかかりそうです。
一面に広がっていたのは、コナギ(小水葱)です。花期は花期は8~10月で、青紫色の花をつけます。
すぐ近くには、同じ水生植物のミズアオイ(水葵)生えてますが、コナギは水田の代表的な雑草に対しミズアオイは個体数が少ない希少植物。
同じ仲間でも扱いは違うようですね。花が咲くころに来てみたいものです。
クズ(葛)の花もそろそろピークが過ぎそうです。
ぐるっと園内を一回りしてみましたが、さすがにこの暑さでは、すれ違う人もほとんどなく、汗びっしょり。
「自然学習センター」に立ち寄って一休み!! 館内はさすがに涼しい~!!