台風7号が今朝、和歌山県に上陸したようですね。大きな被害が出なければいいのですが・・・・
今日はトンボ探しの続きです。ベニイトトンボの他に何かいないかと散策するも、特に珍しそうなものも見つからず。
大きな木の幹には、セミの抜け殻がいっぱい!! この日、一番多かったのはニイニイゼミ(にいにい蝉)でしょうか???
ニイニイゼミの抜け殻だけ、何故か表面に土(?)、体の表面が白くなっています。
セミの羽化率は30~40%ほどと低く、蝉の抜け殻は、無事に成虫になることが出来た証です。
羽化の途中で、体力が尽きたり、天敵に襲われたり、地面に落ちたり・・・・地表の方が危険が多いみたいですね。
日本ではセミの抜け殻(空蝉)は儚さ(はかなさ)の象徴とされていましたが、外国では多くは生命力の象徴とされてます。
ニイニイゼミの抜け殻に付着している白い物質は、タンパク質や金属イオンを含む有機無機ナノ複合(ハイブリッド)化合物で、
ニイニイゼミの体液や体液が固まったものはアミノ酸だそうですよ。
こちらはアブラゼミ(油蟬)の抜け殻。 ニイニイゼミのように土(?)のような白い粉がついてないのは何故でしょう??
白い糸のようなものが見えますが、これは、幼虫が空気を吸うための「気門」と呼ばれる管の抜け殻です。
セミは、脱皮の時に体の表面の殻を脱ぐだけではなく、人間でいうと「のど」の中の皮まで脱皮しているのだそうです。
セミの抜け殻のことをもっと調べてみると面白いことがいっぱい分かりそうですね。
ヘクソカズラ(屁糞葛)の花です。この公園でもたくさん咲いていたのですが、今年はあまり見かけません。
カラスウリの花が咲いた後!! 夕方何時ころから咲くのでしょう??
孵りかけに見つけたウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)です。アップしてみると顔や足が思った以上に可愛いですね。