園内の「自然学習センター」内で展示物を見学しながら身体を冷やした後、クサギに黒蝶の仲間が来てないか観察してると・・・・
目の前にガビチョウ(画眉鳥)が2羽並んで日光浴???
さすがに100mm(35ミリ換算160mm)のレンズでは撮れないだろうと思いながら近寄ってみると、逃げる様子はありません!
「だるまさんが転んだ!」方式で徐々に近づいてみると、さすがに奥の1羽は気が付いた様子で移動します。
さらに近づいて・・・・・100ミリレンズでほぼノートリ写真です。まさに目の前ですが、残りの1羽は動く様子はありません。
日光浴にしては暑すぎるし、羽根についた寄生虫駆除のため???
実は野鳥の多くは、このように時々日光浴で紫外線を浴びることによって、皮膚でビタミンDからD3を合成するそうです。
ビタミンD3は消化管でカルシウムを吸収するのに必要なビタミンでカルシュウム不足を補う効果があるとか。
人間も適当な日光浴をした方が良いとされているのと同じことですね。 それにしてもこの酷暑の中で熱中症の心配はないのかな??
大きくトリミングしてみましたが、口を大きく開けていかにも暑そうです。とても気持ち良さそうには見えません。
(おまけ)
道端で、こんな虫に出会いました。ヒラタシデムシの仲間でしょうか? 干乾びたミミズを見つけたようです。
ここで一つの疑問が・・・・・虫の話ではないのですが、皆さん、暑い夏の道端に干乾びた大量のミミズをよく見かけませんか??
地中に居れば干乾びることもなく、無事でいられるのになぜ、わざわざ危険な地上に出てくるのでしょう?
暇に任せて調べてみると・・・・
環形動物のミミズは、呼吸のための装置を持っていなくて、皮膚呼吸。
呼吸器が無いために、雨水が溜まった時や土が太陽光で熱くなった時、体温調節のできないミミズは必死で地上にはい出て来るそうです。
生きるための逃避が、結果的に強い日差しにさらされ、それで生命を落とすことになるんですね。
一言豆知識でした。