前回の続きで、今回は「川越氷川神社」のことに少し触れてみます。
川越氷川神社は、今から約1500年前、古墳時代の欽明天皇二年に創建され、太田道灌以来、川越の総鎮守とされ、
川越藩主ら歴代領主の篤い崇敬を受けてきたと云われています。
「川越氷川神社」には今まで何度か訪れたことがあるのですが、今回新しい発見がありました。
東側は大鳥居は、平成の御代替わりを奉祝し、平成2年に建立されたもので、木製のものとしては国内随一の規模で、じっくり見たのは初めてです。
(笠木の幅:20メートル 柱周:3.45メートル)
そして神社の境内には、小さな社は摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)が合計22社が祀られています。
今までここには何度も訪れていたのですが、今まで気が付きませんでした。せっかくなので、「摂社」と「末社」について調べてみました。
「摂社」:本社の主祭神と(家族や主従など)関係の深い神様を祀っている神社のこと
「末社」:摂社の条件にあてはまらない神様を祀っている神社のこと
基本的には摂社の方が末社よりも格上とされますが、それはあくまでその神社内での話であり、御祭神との関係が薄ければ末社だそうです。
神社にはこうした摂社・末社が祀られてるところも多く、我が家の近くにある「大宮氷川神社」にも合わせて13社の摂社・末社が祀られています。
この神社には・・・・・
八坂神社・柿本人麻呂神社・稲荷神社・日吉神社・加太粟島神社・菅原神社・松尾神社・馬頭観音・八幡神社・小御岳神社・稲荷神社
春日神社・子ノ権現社・疱瘡神社・厳島神社・水神社・嶋姫神社・雷電神社・三峯神社・蛇霊神社・御岳神社・琴平神社の22社が祀られてます。
境内の様子も少し紹介しておきますね。
境内の御神水が流れる小川では、人形(ひとがた)とよばれる和紙を流して、心身の穢れ(けがれ)を祓う「人形流し」が行えます。
小川の近くにある大きな岩、戌(いぬ)の形をしていることから「戌岩」と呼ばれ、岩の鼻先を撫でると子授けや安産祈願に良いと云われています。
時々、にわか雨が降る中の真夏の川越氷川神社。今まで何度も訪れていたのに、今回新しい発見ができました。(摂社と末社)
皆さんの願いが叶いましように・・・・・・