「田島が原サクラソウ自生地」に接するサクラソウ公園の桜も満開でした。ノウルシの群生する合間にある小道からも桜が楽しめます。
遠くに「さくらそう水門」も見えます。この「さくらそう水門」は「さくらそう公園」の横を流れる鴨川の水を荒川に流すための大きな水門です。
洪水時の囲ぎょう堤の役割と同時に、国の特別天然記念物であるサクラソウ自生地の冠水頻度を変化させないための役目も担ってます。
ノウルシやサクラソウに混じって、ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)の花も咲いてます。ケシ科の植物で関東以西に分布してます。
名前の由来は、スミレ(太郎坊)とジロボウエンゴサク(次郎坊)の距(キョ)をひっかけて引っ張り合う遊びに由来するとか・・・・
何度見てもユニークな形をしてますね。
ヒキノカサ(蛙の傘)も咲いてました。この花も関東以西のに分布しているキンポウゲの仲間。
花や地面に広がって生育する様子から、蛙の傘に見立ててこの名がついたそうです。
ここではアマナ(甘菜)も見れるのですが、時期が少し遅かったか?1輪だけ見つけました。
球根の形をクワイになぞらえてムギクワイとも呼ばれてるそうです。春の花で、最も早く咲く花だとか・・・(ウィキペディアより)
他にスミレの仲間なども咲いてるのですが、この日は人も結構多くてじっくり散策できず残念なことをしました。