8~9月にかけて、沼通いが続いていたので、久しぶりにツツドリとノビタキ探しに林に出かけてみます。
10月6日、勇んでS公園へ・・・現地に着くと、探す手間もなく、鳥撮りさん達が数人集まってるポイントに遭遇。 ラッキー!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8a/d58e9a0c19a277b8a206053e3eeaa3a0.jpg)
このツツドリ、半径10数メートルの間の木から木へと移るだけで、撮る方にとって、最高のモデルさんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/15/9dcbec16f0a4dbe5aef9faf336e7c29c.jpg)
ツツドリ、日本で繁殖するトケン類の仲間で、カッコウ・ホトトギス・ジュウイチと同じカッコウ科に属します。
さて、トケン類の仲間は見分けが難しいといわれてますが、そもそもトケンとは???
ホトトギスを漢字で書くと、「杜鵑」(トケン)・・・(「野鳥の名前」では、「杜絹」(トケン))と書きます。
以前は、カッコウなどの仲間はホトトギス目ホトトギス科に分類されていたので、その時の名残で、この仲間をトケン類と呼んだそうです。
(今は、目・科・属が変更され、カッコウ目カッコウ科になっていていますので、正式にはカッコウの仲間?)
それぞれ鳴き方は独特で、鳴いてくれれば、すぐの判別できるのですが、外見上は似てて、いつも識別に苦労します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d8/12e336fedeedc60ebec86e91afd9074b.jpg)
ツツドリについては、何度か書いてるので詳しいことは割愛しますが、比較的よく観察できるカッコウ・ホトトギスと比較してみたいと思います。
ちなみに、世間一般的には・・・・・
①大きさ:大きい順に、カッコウ・ツツドリ・ホトトギスの順になりますが、キジバトやハトを基準にすれば分かるでしょうか!
キジバトとほぼ同じくらいがツツドリで、大きいとカッコウ、小さいとホトトギスって感じですが、なかなか難しいですね。
②胸の横縞:細くて密なのがカッコウで,少し太くて荒いのがホトトギス,その中間がツツドリといわれます。
これも、一緒に並んでくれないとなかなか判断がつかず、いつも悩みます。
③下尾筒の班:細いのがカッコウ,太いのはツツドリで,ホトトギスは無いか、わずか確認できる程度
これは比較的わかりやすそうです。
④虹彩の色:カッコウは黄色、ツツドリはオレンジ系の黄色、ホトトギスは暗色系
ロケーションにもよりますが、この方法もわかりやすそうです。ツツドリとホトトギスの虹彩はよく似てますが・・・・
具体的に比較してみますね。(ホトトギスは証拠写真のようなものばかりなので、今回はカッコウだけ)
虹彩の違いが分かるようにツツドリのトリミング写真も載せてみました。
胸の横縞や下尾筒の模様の違いがよく分かります。(尾羽ではなく、下尾筒部分を、見てください)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b5/5ef155be0c1b5fc6d34488e3e6cf9d21.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e7/e5e32a0de5621da4923dfc844ad3f52c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/22/91aa098b18962c8ed24c70f784abaf0d.jpg)
こうして並べてみると分かりやすいのですが、フィールドで見つけたときは、難しいですよね。
一番わかりやすいのはやっぱり鳴き声かな!
カッコウは「カッコー!」、ホトトギスは「ホッキョッ、キョキョキョ!」、ツツドリは「ポポッ!」、ジュウイチは「ジュウイチー!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/25/24720a75f7aa79a4d3b81b3f176ae8ce.jpg)
再び、林に目を戻して・・・・・・このツツドリ、いろんな仕草を見せてくれたので、何回かに分けて載せていきますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5b/b1b3e861abd4c680aca5e35a01871ca8.jpg)
・・・・・・・・・・・・・・・・続く!!
10月6日、勇んでS公園へ・・・現地に着くと、探す手間もなく、鳥撮りさん達が数人集まってるポイントに遭遇。 ラッキー!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8a/d58e9a0c19a277b8a206053e3eeaa3a0.jpg)
このツツドリ、半径10数メートルの間の木から木へと移るだけで、撮る方にとって、最高のモデルさんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/15/9dcbec16f0a4dbe5aef9faf336e7c29c.jpg)
ツツドリ、日本で繁殖するトケン類の仲間で、カッコウ・ホトトギス・ジュウイチと同じカッコウ科に属します。
さて、トケン類の仲間は見分けが難しいといわれてますが、そもそもトケンとは???
ホトトギスを漢字で書くと、「杜鵑」(トケン)・・・(「野鳥の名前」では、「杜絹」(トケン))と書きます。
以前は、カッコウなどの仲間はホトトギス目ホトトギス科に分類されていたので、その時の名残で、この仲間をトケン類と呼んだそうです。
(今は、目・科・属が変更され、カッコウ目カッコウ科になっていていますので、正式にはカッコウの仲間?)
それぞれ鳴き方は独特で、鳴いてくれれば、すぐの判別できるのですが、外見上は似てて、いつも識別に苦労します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d8/12e336fedeedc60ebec86e91afd9074b.jpg)
ツツドリについては、何度か書いてるので詳しいことは割愛しますが、比較的よく観察できるカッコウ・ホトトギスと比較してみたいと思います。
ちなみに、世間一般的には・・・・・
①大きさ:大きい順に、カッコウ・ツツドリ・ホトトギスの順になりますが、キジバトやハトを基準にすれば分かるでしょうか!
キジバトとほぼ同じくらいがツツドリで、大きいとカッコウ、小さいとホトトギスって感じですが、なかなか難しいですね。
②胸の横縞:細くて密なのがカッコウで,少し太くて荒いのがホトトギス,その中間がツツドリといわれます。
これも、一緒に並んでくれないとなかなか判断がつかず、いつも悩みます。
③下尾筒の班:細いのがカッコウ,太いのはツツドリで,ホトトギスは無いか、わずか確認できる程度
これは比較的わかりやすそうです。
④虹彩の色:カッコウは黄色、ツツドリはオレンジ系の黄色、ホトトギスは暗色系
ロケーションにもよりますが、この方法もわかりやすそうです。ツツドリとホトトギスの虹彩はよく似てますが・・・・
具体的に比較してみますね。(ホトトギスは証拠写真のようなものばかりなので、今回はカッコウだけ)
虹彩の違いが分かるようにツツドリのトリミング写真も載せてみました。
胸の横縞や下尾筒の模様の違いがよく分かります。(尾羽ではなく、下尾筒部分を、見てください)
(ツツドリ)下
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b5/5ef155be0c1b5fc6d34488e3e6cf9d21.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e7/e5e32a0de5621da4923dfc844ad3f52c.jpg)
(カッコウ)下
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/22/91aa098b18962c8ed24c70f784abaf0d.jpg)
こうして並べてみると分かりやすいのですが、フィールドで見つけたときは、難しいですよね。
一番わかりやすいのはやっぱり鳴き声かな!
カッコウは「カッコー!」、ホトトギスは「ホッキョッ、キョキョキョ!」、ツツドリは「ポポッ!」、ジュウイチは「ジュウイチー!」
ツツドリに夢中になってるとはるか上空をオオタカが!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/25/24720a75f7aa79a4d3b81b3f176ae8ce.jpg)
再び、林に目を戻して・・・・・・このツツドリ、いろんな仕草を見せてくれたので、何回かに分けて載せていきますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5b/b1b3e861abd4c680aca5e35a01871ca8.jpg)
・・・・・・・・・・・・・・・・続く!!
そうですね。声はすれど姿は・・・・見つけるのに苦労します。
トケン類の判別には、私もいつも苦労してます。
ツツドリだけでなく、カッコウやホトトギスも、みんな人気者!!
縞々がお洒落でしょう!!
ツツドリは、公園などの桜並木がポイントかな!どこかで会えるといいですね。
>noharatugumiさん
有難うございます。
久しぶりにゆっくり撮らせてくれました。
見沼のツツドリも、このところ不作のようですね。
まだいるかもしれませんが、どうでしょうか?
僕は今秋の出会いはなさそうです。
さすがにもう渡ってしまいましたよね。
カツコーも、ツツドリも、ホトトギスも声だけ聴いてもなかなか姿を見つけることは出来ません。
こうしてツツドリも良く観せて頂く事でだんだん他と違いもクリアになって行くのでしょうね。
ご説明も含めてとても有り難い事です。
先ずは見かけたら写真に残しておきたいと思います。
これからも楽しみにしております。
カッコウの仲間、どれもよく似てますが、胸の縞々が綺麗でしょう。
カッコウやホトトギスは鳴き声を聞く機会が多いですね。
ツツドリの鳴き声は、どちらかというと童話的??
ツツドリの飛翔?残念でした!
飛んでる写真は、オオタカで、正真正銘の猛禽ですよ。(笑)
ツツドリの間に載せたので、間違えますよね。
>asitano_kazeさん
ここには、毎年ツツドリがやって来るので、鳥撮りさん達には人気があるんです。
トケン類の中では、やっぱり、このツツドリが一番会う機会が多いかもしれませんね。
今回はゆっくり撮らせてくれたので、面白い仕草も・・・・
お楽しみに!!
大形の鳥は出会うと嬉しいです。
カッコウもホトトギスも鳴き声だけで実物をみたことはありません。
鳴き声を耳にすると、長閑でとてもいい気分になります。
これから記事が続くということで楽しみにしています。
それだけでもう好きになってしまいました。
でも、似た鳥さん3種のカッコウ・ツツドリ・ホトトギス、
いずれも生で見たことありません。ホトトギスは声だけ聞いたことがあります♪
ツツドリの飛翔姿、素人目には猛禽類みたいな羽模様に見えるんだなーと
思ったのですが、見当違いなこと言ってたらごめんなさい(^^;)
有難うございます。
今回は良い所に出てくれました。
日頃の行い??どうでしょうか???(笑)
今回のモデルさんには感謝です。
>ホロホロさん
MFでは4か所ほどのツツドリポイントがあるのですが、ここは毎年やって来るようです。
毛虫の発生具合にも影響されるでしょうね。
トケン3種が並んでくれた写真が撮れれば、ノーベル賞ものかもしれませんね。(笑)
今まで、カッコウ・ホトトギス・ツツドリには会えてるのですが、ジュウイチは声しか聴いたことがないので、来年の目標かな!!
この子は特別かもしれませんね。
愛層が良くて、最高のモデルさんでした。
エンゼルポーズやエサ捕りも見せてくれましたよ。
識別も、こうして比較してみるとよく分かるのですが、現地では判断に苦労しますよね。
来年、見れるといいですね。
私も、来年はジュウイチを見てみたいんですけど・・・・
>nampooさん
nampooさんも初めてでしたか。
カッコウやツツドリは托卵が始まる初夏と餌が豊富な秋に見ることができます。
特にツツドリは、都市公園の桜並木の毛虫を捕りにやって来るので、注意してみてみてくださいね。
ちょうどキジバトくらいの大きさです。
会えるといいですね。
雄か雌かの判断はつきませんが、まだ若い個体のようですね。
今回は久しぶりにゆっくり撮らせてくれました。
サービス満点のモデルさんでしたよ。
この林には、毎年、赤色系も含め、複数のツツドリがやってきます。
でも今回のようなモデルさんは初めてでした。
野鳥の同定、いつも苦労しますね。
追加の写真も拝見しましたが、????です。
>ここあさん
有難うございます。
今回のモデルさんに感謝です!!
MFでは、トケン類の中で、このツツドリが一番多く見ることができます。
「桜並木あるところツツドリ登場!!」って感じでしょうか。(笑)
今回は、識別方法も書いてみたのですが、実際に出会うと、判断に苦労するのが現実ですね。
鳴き声が一番なのですが・・・・・
いつもはごちゃごちゃした枝が周りにあって、撮るのに苦労するのですが、今回のモデルさんは、サービス満点!!
赤色系のツツドリもいたのですが、この日は会えませんでした。
ツツドリも気まぐれですから、苦労しますね。
エンゼルポーズや捕食シーンも撮れましたよ。
>fukurouさん
そうでした!!
以前ジュウイチがバードストライクで失神した記事を拝見したことがりましたね。
ジュウイチは、今まで鳴き声しか聞いたことがないので、一度会ってみたいものです。
ツツドリやホトトギス・カッコウは、夏や秋に街中の公園で会えるのですが・・・・・
比較方法も、頭の中では理解できても、実際に出会うとなかなか判断に悩むことが多いです。
いつも応援ポチ有難うございます。
ツツドリは初めてでしたか。
鳴き声も可愛いですよ。
秋になると、桜の木の毛虫を狙ってやってきます。
>ヒトリシズカさん
ご想像の場所ですが、ここも7月半ばにやっと解放されました。
今はちょうど夏鳥と冬鳥の入れ替え時期、久しぶりにこの林も賑やかになってきたようです。
手前の場所にもやってきましたが、こちらの方が、ゆっくり撮れるので、毎年ここに来ることが多いですね。
今シーズンはツツドリに出会えませんでした。
毛虫が少ないとのことですが・・・
3種の杜鵑類の大きさの違い、とても参考になりました。
3種一緒に見られたら、とても良くわかるでしょうね(^^)
こんな明るいところに、よくもとまってくれたもんです。
日頃の行いが良かったのかな😊👍
こんにちは。
珍しい鳥を見せていただきました。
まだ実物は見たことがありませんが優しい目をした鳥ですね。
けっきょく今年はトケンに会えないままだったので、じっくり拝見しています。
カッコウの縞模様は細くて密だと言われますが、こうして比べると明らかに!
でも、現地で見るとその場で識別は難しいです。
実際にトケンを見ながら識別に悩んでみたいです(笑)
ツツドリ、綺麗に撮れていますね。トケン類ではカッコウとホトトギスを見た事がありますが、ツツドリはまだ見た事がありません。こちらでは少ないのか報告もあまりありません。
3つはとても識別が難しいですが、詳しく解説して頂いて、よく分かりました。虹彩と下尾筒が鍵なんですね。この記憶を次の夏まで保てるかしら?? 笑
ツツドリのポポ・・・を生で聴いてみたいです。
木から木へ移るツツドリさん、愛想よしの良いモデルさんでしたね。
羽に少し赤味があるようですね。
雌さんかな?とても美しく可愛らしいですね。
こちらでは、ツツドリはちらっとしか立ち寄ってくれなくて残念でした。
当方の間違いを教えてくださってありがとうございます。
またよろしくお願い致します。
おはようございます。
ツツドリはまだ見たことがありません。
先日ブロ友さんが掲載されていたので、まじまじと見せてもらいました。
こうやって比較していただくとよくわかりました。
ジュウイチだけは、バードストライクしたので、間近で見ることができました。
素晴らしいモデルさんに出合えましたね。
今期、ツツドリは不作で毎年見る公園でもチラリと二度見ただけ。
写真ももちろん証拠写真の域を超えていません。
こんな素晴らしいモデルさんに出合いたいものです。
秋が進むと、埼玉県内を夏鳥と冬鳥がそれぞれに通過します。
やはり、今年もツツドリが来て、県内の野鳥観察愛好家の方を楽しませてきれたのですね。
ここはまだ地面が緩いとも聴いていたので、今年はまだ一度も訪れていません。
手前の公園にも飛来したのでしょうか。
ツツドリの鳴き声は、佐久荒船高原では夏によく聞きますが、谷の森の下側にいて、姿は見えません。
「ツツドリ」さん。。かわいい~ですね-。
初めて拝見させていただきました。
応援などのポチをさせていただきます。