さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ルリビタキ(瑠璃鶲)2017

2017年02月16日 | 野鳥
エナガと遊んだあと、公園の中を散策するも、結局トラツグミを見つけることが出来ません。、
諦めて、駐車場の方に向かう途中の笹薮の傍でルリビタキ待ちをしてる鳥撮りさんが一人・・・・・
ご挨拶をして、その後ろで待機することにします。
暫くすると、綺麗なルリビタキ(瑠璃鶲)の雄が姿を見せてくれました。


この公園にはこんな細い竹の藪があちこちにあって、春になると、タケノコ(?)を採りに来る人もチラホラ。
竹の種類は分かりませんが、「姫竹?」 ルリビタキやアオジ・ウグイスなど、藪の中か好きな鳥には、恰好の居場所です。
暫くすると、竹藪の中から出てきて、竹の切り株に、ちょこんと鎮座。


横を向いてポーズもとってくれます。 サービス満点!


今度は、もう少し近い切り株に来て・・・・・・首を傾げた姿が、何とも可愛い!!


今度は、もっと短い切り株に・・・・・


辺りは藪で、暗いのですが、竹の間から漏れてくる光がキラキラして綺麗です。



体勢を変えるために、飛び立つ瞬間ですが、透けた羽根が綺麗ので、トリミングしてみました。


ウグイス(鶯)も出てきましたよ。 まだ地鳴きの状態ですが、もうすぐすると、本格的に発声練習を始めますね。



この日は、風が強く、諦めていただけに、この瑠璃びたきには感謝!感謝!です。
先陣の鳥撮りさんにお礼を言って、この場を離れます。


おまけは……その帰りに覗いたポイントで出会ったシロハラ(白腹)です。
今シーズンは、シロハラも多いみたいですね。





コメント (20)

エナガのホバリング?・・・・・など

2017年02月13日 | 野鳥
トラツグミが出てるというので、のんびりA公園に出かけてみました。
風が強いためか、土曜日だというのに、鳥撮りさんの姿も少なくて、トラツグミどころではありません。
そんな中、結構長く遊んでくれたのが、エナガの群れです。
今の時期は、群れで行動することが多く、「ジュリリ!チュリリ!」と賑やかです。
そんな賑やかなエナガも、もうすぐ巣作りが始まりますね。


エナガは、細い木の枝などにぶら下がることが多いですが、次の写真は、大きな枝にぶら下がって、下にいる仲間に合図を送ってるのかな??
スズメの体重が約24gに対し、エナガの体重は、わずか約8gほど・・・・・・だからこんな曲芸もできます。


次は、一瞬ですが、ホバってくれたものですが、後ろ向き!! こうして見ると、胴体の太さに対して、翼は案外小さいですね。




エナガは、このように冬場は群れで行動することが多いのですが、コミュニケーションの手段を持ってるようなんです。
信州大学 中村先生の研究によると・・・・・
群れ同士がぶつかり合うときや、外敵が来た時・採餌の時・群れが移動しようとするときなど、発音を変えて意思伝達をしてるそうです。
不規則に飛びながら移動してるように見えても、しっかり群れの中の統率がとれてるんですね。

また、こんな小さなエナガには、親鳥以外の鳥がヒナに餌を運んでくる「ヘルパー」という生態がみられます。
これは、エナガの雛の生存率が低く、雛を失った親が他の雛に起こす行動ですが、生き残るための知恵でしょうか。


この日は、風が強かったので、羽根も逆立ってます。


次の写真は、上手く2羽が並んでくれた時のものです。



今年は、年初から珍しく、熱心にフィールドを周ったので、在庫がだいぶ溜まってしまいました。
写真が整理出来次第載せていく予定ですが、少し時期がずれていくかもしれません。ご容赦願います
コメント (22)

梅の花にアトリが・・・・

2017年02月11日 | 花と野鳥
梅の花も、そろそろ見頃を迎えそうですが、この日は、梅花に集まる野鳥を求めてブラブラ散歩です。
梅の花とメジロは何度撮っても飽きない題材ですが、この日はちょっと面白い鳥が、梅林近くに・・・・・

今冬は、どこでもアトリの出没が目立つシーズンですが、この日見つけたのは、いつもの大宮第2公園の梅林近く。
地面に落ちた木の実を食べに20羽くらいのアトリがやって来ました。
別に、人を恐れる様子もなさそうですが、さすがに、近くに人が来ると、木の上に一斉に避難します。
そして人が居なくなると、また地面に・・・・・この繰り返しです。
そのうちに何羽かが梅の樹に止まりだします。


チラホラ咲き始めた白梅から・・・・


そして、ついに満開の紅梅にも・・・・(ちょっと周りがうるさいですが)



シジュウカラも、花の蜜を好む??


もちろん、メジロたちは、相変わらず、梅林の中を飛び回ってます。

紅梅をバックに白梅に止まるメジロです。


青空バックに・・・・・



そろそろ満開を迎える梅林ですが、このアトリ達も、人が多くなる前に、花見に来たのかもしれませんね。


コメント (20)

ミコアイサ(巫女秋沙)など

2017年02月09日 | 野鳥

昨夜は、現役時代の仲間たちとの飲み会で、久しぶりにお酒も進んで、今朝は少々二日酔い気味(?)
外を見ると、駐車場の車が、うっすら雪化粧!!昨夜雪が降ったようです。
今は雨に変わって、これで、長く続いたカラカラも解消されそうですね。

さて、今回も続きです。
T沼では、ミコアイサに会えたものの、あまりにも遠くて、写真には撮れせんでした。
まだ時間もあったので、T沼・G沼の後、車で20分程のJ沼に向かいます。J沼を訪れるのは、実に5年ぶりです。
その頃には、ここでも白鳥の餌付けが行われていたのですが、この日はひっそりしてて、白鳥の姿は見えず、オナガガモだけ!
5年前には、このJ沼とT沼の間を白鳥が行き来していたのですが・・・・・

仕方なく、沼の縁に沿ってミコアイサを求めて、遊歩道を歩くことにします。
葦原で顔を見せてくれたのは、モズホオジロ



しばらく歩いても、居るのはマガモとカルガモだけで、ミコアイサの姿は無し。
公園内に入って、やっと雄のミコアイサがを見つけました。


風がだいぶ強くなってきたのですが、波間にプカプカ!! それでも、合わせて3羽ほどで、雌の姿はありません。



公園内には、T市の名物(?)狸の像がありました。 もうこれで、どのあたりか分かりますよね。


狸を撮り終えたところで、今回のプチ遠征は終了。

途中昼食をとりながら、そのまま、鶴ヶ島へ向かいます。
最近、圏央道で、東北自動車道・関越自動車道・中央道・東名がつながったので、便利になりました。
東北道・久喜白岡JC経由で、鶴ヶ島ICまで、あっという間に到着します。
用事は夕刻のため、それまでの間、近くの高麗川の河原を歩いてみますが、シメがあちこちにいて、地元の方に聞くと、2~30羽の群れをよく見かけるとのこと。
お馴染みのシメですが、ちょっと首を傾げて、こちらを覗きこむ姿がなんとも愛嬌があります。



河原では、セグロセキレイが・・・・





*今回も、連載のため、コメント欄は閉じてます。


コメント

T沼のオオタカやベニマシコなど

2017年02月06日 | 野鳥
オオハクチョウやコハクチョを撮ってると、突然目の前にいたカルガモの群れが一斉に飛び立ちます。
すぐに上を見上げると、前方からオオタカ(大鷹)の幼鳥が・・・・・


そのまま頭上を通過して、隣のG沼方向へ・・・・

オオタカは、昔から鷹狩で有名ですが、その鷹狩には、体の大きい雌が重用され、雌を「おおたか」、雄を「せう」と呼んでいたそうです。
オオタカという名前は、近縁のハイタカやツミより大きいという意味で、この3種はともに、雄より雌の方が大きいです。(「野鳥の名前」より)


白鳥を撮り終えて、今度はそのG沼へ行って見る事にします。
G沼では、カモたちの餌付けが続けられており、そのカモを狙うオオタカ目的の為、鳥撮りさんで連日賑わってます。
細い川沿いにG沼に向かって歩いてると、突然2羽の鳥が真横をすり抜けて、小枝に止まります。
ベニマシコ(紅猿子)の雄と雌です! ラッキー!!
流し目で、ちょっと悩ましい顔つきです。


今度はすまし顔。


もちろん、女の子も・・・・・


こちらが気になるようですね。


カワセミ(翡翠)は、鳴きながら、川を行ったり来たり。


すぐそばのG沼に到着!! カモは、大半がオナガガモです。 餌付けされてるため、見物客もたくさん訪れてます。


アメリカコハクチョウがいますね。 嘴の大半が黒くて、目先に僅か黄色が残ってるだけので、コハクチョウと区別がつきます。
2羽いるようですが、1羽はコハクチョウとの交雑種かもしれません。(分かりますか?)




先ほどのオオタカでも現われないかと、他の鳥撮りさんたちの横で、暫し待ってみましたが、来る気配もなく断念。

今度は、車で20分程のJ沼に向かいます。もちろん、ミコアイサに会うため・・・・・


コメント (18)