さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

今年もやってきたヨタカ(夜鷹)

2020年11月01日 | 野鳥
今年もヨタカがやってきて、長逗留してました。
10月初めに今年も公園にやってきたヨタカ。肩を痛めたので今回は諦めていたのですが、長逗留してる様子。
姿を見せて、そろそろ3週間近くになる10月20日、ダメもとで、リハビリ兼ねてその様子を見に行ってみました。
今回も昨年と同じ場所で、狭い所なので、敢えて人が少なくなる午後(ひどい逆光になるのですが)に!!
まさかまだ居てくれるとは思わなかったので、携帯に便利なミラーレスカメラV3だけでポイントに向かいます。
ラッキー!!まだ居てくれました。しかも、結構近い所に!! 逆光で、黒い樹のコブのようにしか見えませんが、何とか狙えそうです。


時折、ブルッと体をゆすったり、ゆらゆらと揺らしたり、相変わらず動きの無い鳥さんです。
喉の左右の白斑や翼の白斑がはっきりしてるところを見ると、オスでしょうか。


ヨタカ(夜鷹)
ヨタカと呼ばれていますが、猛禽類の仲間ではなく、単独のヨタカ目ヨタカ科の鳥で、九州以北に夏鳥として渡来します。
飛ぶ姿が鷹の姿に似てることから「タカ」の名前が付けられたようですが、別種です。
主に夜行性で、飛翔しながら、空中で飛んでる昆虫類を捕らえ、餌にしています。
嘴は小型で幅広く、大きな口を開けることができます。昆虫などを捕らえるのに適してる口をしてるんですね。
なわばりの範囲は直径200~400mほどで、5~8月ごろ、巣材は使わず、地上に直接産卵します。
昼間は、このように樹上で枝に対して平行に止まって休み、ほとんど動くことはありません。
江戸時代、街頭で商売する私娼「夜鷹」は、この夜行性の鳥「ヨタカ(夜鷹)」から来ているといわれてます。


それにしても、動かない!!  眠そうな目だけが・・・・


ムクっと顔を持ち上げても・・・・



やっと目が・・・・それにしてもユニークな顔つきです。


昨年来たときは、ピンポイントの場所からしか見えなかったのですが、今年は比較的見やすい所に陣取ってくれました。
その後、この子がいつまで留まっていたのか分かりませんが、来年も期待したいところです。




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