さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

「鉄道博物館」シリーズ4・電車と客車

2025年01月16日 | 見学

「鉄道博物館」第4弾は電車と客車で、今回が「鉄道博物館」シリーズ最終回です。
(解説文は「鉄道博物館」HP掲載文を引用)

 

たくさん展示されていたのですが、今回はその一部を載せてみたいと思います。

ナデ6110形電車(ナデ6141号電車)(1914(大正3)年製造)

国指定重要文化財・鉄道記念物になってます。片側3ヶ所の乗降扉をもつ木造ボギー電車。

連結・頻繁運転が可能で、都市部での大量高頻度輸送を行なう“高速電車”の草分け。

中央線や山手線で使用されたのち各地の私鉄を渡り歩き、鉄道100年を記念して国鉄大井工場で復元。

クモハ40形電車(1936(昭和11)年製造)

省線電車の運転区間の拡大により製造された、20m車体に片側3ヶ所の乗降扉をもつ半鋼製車。

車内はロングシートが並び、扉の開閉はが自動化されてスムーズな乗降を実現。

多数が製造され戦前期の標準型通勤電車となり、戦後も1980年代まで使用された。

クモハ455形電車(455系電車)(1965(昭和40)年製造)

各線を代表する優等列車だった急行を、電車化するために製造された交直流両用電車。

50Hz用で、モーターをパワーアップし、一定の速度で勾配区間を走行できる勾配抑速ブレーキを装備。

ビュフェ車には“そばコーナー”が設けられていた。窓下のテーブルに栓抜きがついてます。

そのほかに展示されていた電車は下記のとおりです。

ハニフ1形客車(デ963形電車)(1904(明治37)年製造)
クモハ101形電車(101系電車)(1957(昭和32)年製造)
クハ181形電車(181系電車)(1965(昭和40)年製造)
クハ481形電車(485系電車)(1965(昭和40)年製造)
モハ484形電車(485系電車)(1972(昭和47)年製造)

そしていよいよ新幹線の時代です。

21形新幹線電車(0系電車)(1964(昭和39)年製造)

東海道新幹線開業時に投入された新幹線電車(0系)の新大阪方先頭車。

全線立体交差、標準軌の路線で最高速度210km/hでの営業運転を行うため、
全電動車方式と交流電化(交流25kV)を採用し、車体も大型化された。

高速運転による大量輸送を実現させ、高度経済成長を支える大動脈の役割を果たした。

最新の新幹線車両からは考えられないくらいずんぐりした車体が懐かしい。

東北・上越新幹線用に製造された222形新幹線電車(200系電車)も展示されていましたよ。

 

411形新幹線電車(400系電車)(1992(平成4)年製造)

奥羽本線の福島~山形間を標準軌に改軌し、東北新幹線から直通運転を行う山形新幹線用車両として登場。

車体は在来線サイズで台車は標準軌用で、電気品や保安装置は新幹線・在来線のどちらにも対応できるようにした。

411形は分割併合装置を持つグリーン車で、東京~福島間では200系やE4系と連結して走行しました。

E514形新幹線電車(E5系電車モックアップ)

東北新幹線で320km/hの営業運転を行うE5系のモックアップですが、
床下機器、保安装置、業務設備などをのぞき、実車とまったく同様に車両メーカーで製造されました。

新青森方先頭車で、グランクラスの客室も実車同様の内装となっています。

最後は番外編の客車です。

マイテ39形客車(1930(昭和5)年製造)

当時の国鉄を代表する特急「富士」用の1等展望車として製造。

展望室は外国人の利用を見込んで、純和風の“桃山式”と呼ばれる豪華な内装となる。

戦時中の特急廃止により使用を停止、戦後特急列車復活にあたって再整備され、「へいわ」に使用された。

豪華な車内です。

ナハネフ22形客車(20系客車)(1964(昭和39)年製造)

夜行特急「あさかぜ」用に製造された寝台特急用客車。

固定編成されて冷暖房完備で、個室・開放式の2等寝台、3段式の3等寝台、座席車、食堂車などで編成され、
当時としては豪華な設備で“走るホテル”と呼ばれた。

ナハネフ22形は夜行特急をすべて寝台車化されて、後に“ブルートレイン”と呼ばれるようになる。

車内です。懐かしい~!!

客車もこのほかにたくさん展示されていました。

展示車両以外にも、体験コーナーやレストランも併設されていおり、機会があればもう一度来てみたいものです。

4回に分けて載せてきましたが、中には乗ったことがある車両もいくつかあったのではないでしょうか。

(解説文と車両が間違ってるところがあればご指摘ください。)

 

 

 

コメント (10)

「鉄道博物館」電気機関車・気動車

2025年01月13日 | 見学

今回は鉄道紹介第3弾、電気機関車と気動車です。

ED17形電気機関車(1923(大正12)年製造)

大正期の都市幹線の鉄道電化の方針で、東海道本線・横須賀線電化用に輸入されたサンプル電気機関車のうちの1両。

当初は東海道本線で、のちには中央本線で使用される。

ED75形電気機関車(1975(昭和50)年製造)

交流電化区間の標準形電気機関車として1963(昭和38)年に登場。

安定した性能で北海道、東北、九州などの交流電化区間で旅客・貨物列車に使用。

羽越・奥羽本線用に1971(同46)年から製造された700番代は、ED75形の最も完成された形態となる。

後年一部は青函トンネル用のED79形に改造

EF55形電気機関車(1936(昭和11)年製造)

特急列車牽引機として流線形のデザインで登場。当初は東海道本線の特急「富士」「燕」の先頭に立って活躍したが、
戦中・戦後は点検に邪魔な流線形カバーを外して東海道本線・高崎線などで使用。

1号機はいったん廃車となるが、1986(同61)年に動態復活を果たす。

EF58形電気機関車(EF58 89号機)(1956(昭和31)年製造)

戦後の産業復興の原動力となるべく製造された旅客用電気機関車。

当初は故障が頻発した利したが、「つばめ」「はと」「あさかぜ」など東海道・山陽本線の優等列車を牽引。

89号機は1956(昭和31)年11月の東海道本線全線電化初日に上り「つばめ」を引いた

そのほかにも、ED40形電気機関車やEF66形電気機関車も展示されていたようなのですが、撮り忘れたようです。

そして気動車のほうは・・・・・

キハ41300形気動車(1934(昭和9)年製造)

ローカル線近代化のため、国鉄で初めて量産された気動車のグループ。

当初はガソリンエンジン、機械式だったが、戦後にディーゼルエンジン・液体式へと改造された。

非力なエンジンを補うため軽量化を徹底し、コロ軸受けを採用。

キハ41307は1958年に国鉄で廃車後は、遠州鉄道、筑波鉄道など地方私鉄で使用された

車内

運転席

次回は、電化が進んだ少し前の懐かしい電車です。

連載のため今回はコメント欄を閉じてます。

 

 

 

 

コメント

京漬物「千枚漬け」と「文旦」とカワセミ

2025年01月11日 | ひとり言

「鉄道博物館」のお話が続いたので、ちょっと休憩して・・・今回は我が家の冬の必須商品ご紹介。

お正月料理といえば、お節料理ですが、我が家では京都漬物「千枚漬け」が必須アイテム。

京漬物の代表選手なのですが、埼玉ではなかなか手に入れることができません。

たまたま、高島屋大宮店の食品売り場に、「西利」が出店していて、今までは重宝していたのですが・・・・

数年前に撤退!!その後、特選品売り場で数点だけ細々と販売・・・・・

年末には売り切れて、やっと4日になって何とか手に入れることが出来ました。

一緒に購入したのは、「しば漬け」。 ちなみに我が家の好物の京漬物は、「日野菜」・「壬生菜」・「すぐき」。

この日は、完売してて購入できませんでした。

そして、もう一つ・・・冬の柑橘類といえばミカンですが、我が家は「文旦(ぶんたん)」が大好き!!

毎年、高知の農家さんから取り寄せているのですが、今年は出来も良いそうで大玉です。

文旦は、もともと南方系(東南アジア)原産の柑橘だそうですが、今や土佐名物。

ビタミンCの含有量が柑橘類の中でもトップクラスで、大きな果肉と爽やかな酸味・ほのかな甘さが特徴。

 

野鳥写真が途切れていたので、今日のおまけは昨年末に撮ったカワセミ君です。

昨年末に載せたカワセミとは別個体です。今回も男の子。久しく女の子との出会いがありません。

白い羽毛がマフラーみたいで暖かそう!!(トリミング)

 

 

コメント (8)

懐かしい蒸気機関車

2025年01月08日 | 見学

鉄道博物館巡りの第1弾は、懐かしの蒸気機関車。(解説文は鉄道博物館HPより引用)

展示場に入って、まず目立つのは・・・・・・・・・・

1号機関車(150形蒸気機関車)1871(明治4)年製造)

新橋~横浜間の鉄道開業時に、イギリスから輸入された蒸気機関車のうちの1両です。

1997(平成9)年に鉄道車両として初めて国の重要文化財に指定

運転台はこんな感じです。

弁慶号機関車(7100形蒸気機関車)1880(明治13)年製造)

北海道最初の鉄道・幌内鉄道の開業時から使用された蒸気機関車。北海道ゆかりの人物名「弁慶」を名乗る。

カウキャッチャー、ダイヤモンドスタック煙突、警鐘などアメリカン・スタイルが特徴

モノクロにしてみました。

9850形蒸気機関車(1912(大正元)年製造)

東海道本線の山北~沼津間、信越本線の長野~直江津間など幹線の急勾配区間用としてドイツから輸入。

マレー式という複雑な構造のため早くに引退した。内部構造が分かるように、各部を切開して展示されてます。

C51形蒸気機関車(1920(大正9)年製造)

国産初の本格的な高速旅客用蒸気機関車。狭軌の条件のなかで最大限の性能を発揮すべく1,750mm動輪を採用。

特急「燕」「富士」など当時の花形列車や御召列車の牽引機にも起用された。

こちらは前回も紹介したC57形蒸気機関車(1940(昭和15)年製造)

地方路線の旅客列車牽引用に登場。他の機種と部品を共通化した近代化標準機。

細身のボイラーと1,750mmボックス動輪からなるプロポーションのよさから「貴婦人」呼ばれる。

今回、残念ながら撮り忘れた可愛い機関車がありました。(自分では撮ったつもりだったのですが・・)

善光号機関車(1290形蒸気機関車)(1881(明治14)年製造)

日本初の私設鉄道・日本鉄道会社の路線建設工事用に輸入。初めて埼玉県内を走行した蒸気機関車です。

インサイドシリンダー、サドルタンクなど独特の装備をもつ。各地で路線建設に使用

 

・・・・続く!(次回は気動車の予定です。)

 

 

 

 

コメント (8)

鳥から鉄へ??

2025年01月05日 | 散歩の出来事

新年が明けて今日はすでに5日。そろそろ正月気分も薄れてくる頃でしょうか。

新年早々野鳥写真といいたいのですが、今回は昨年末にたまたま立ち寄った「鉄道博物館」のお話。

電チャリでのんびり散策中、偶然「鉄道博物館」の前を通りかかったので、思い切って入ってみることにします。

大宮に住んでいながら、今まで「鉄道博物館」を見学したことがなく、以前から気になっていた所なんです。

場所は、JR大宮駅より一駅のニューシャトル「鉄道博物館駅」下車、徒歩1分のところにあります。

「鉄道博物館」は、JR東日本創立20周年記念事業として、2007(平成19)年10月14日、
さいたま市大宮の車両解体場(浦和電車区大成派出)の跡地に開館し、愛称は「てっぱく」「鉄博」。

正面入り口前の広場には、D51形426号機の前頭部も展示されて、鉄道好きの人にはたまらない場所ですね。

当日券は1600円(前売り券は1500円)、ロビーにはF58形電気機関車が展示されています。

1階の車両ステーションの全容です。ここには36両の車両が展示されている当館最大の展示室です。

車両展示スペースの線路は実際の営業線(大宮総合車両センターを含む)と結ばれていて、
車両の入れ替えなどが可能なように設計されています。

広場中央の「転車台」には、C57形蒸気機関車が鎮座しています。

近くでみると・・・・・さすがに大きくて迫力満点!

「鳥」から「鉄」へ趣味を変えた訳ではありませんが、たくさん展示されてるので、片っ端から撮ることにします。

鳥ネタが尽きてるので、しばらく鉄道写真にお付き合いくださいね。(使用カメラ:コンデジTG-7です)

・・・・・・・続く!! 次回は蒸気機関車をいくつか紹介します。

 

 

 

 

コメント (10)