東急沿線の駅などにおいてある無料紙「SALUS」(サルース)。
今出ている2月号の特集は「世界のあったか鍋」でした。タイスキや中国の火鍋、ロシアのボルシチなどのレシピが紹介されてましたが、表紙にもなっているスペインの「コシード」というお料理がおいしそうだな~と早速作ってみました。
コシードというのはスペイン版のポトフで、ひよこ豆が入るのが特徴です。お肉と野菜をじっくり煮込み、最初は煮汁でパスタを入れてスープとして味わったあとに、メインのお料理として肉と野菜をいただくそうです。
レシピでは、豚スペアリブと鶏手羽元を使っていましたが、私は豚スペアリブだけで作りました。前日にスペアリブに塩をすりこんでラップして塩漬けにし、ひよこ豆はたっぷりの水でもどしておきます。
まずは鍋に塩漬けしたスペアリブ、にんにく、ベイリーフ、水を入れてことこと煮込みます。アクがたくさん出るのでがんばってとるときれいなスープになります。さらにひよこ豆を入れてことこと。野菜(キャベツ・長ねぎ・にんじん・じゃがいも)を入れてことこと。最後にパスタ(フッジリ)を入れて柔らかくなったらできあがり。
最初にパスタをスープとしていただくのが本来の食べ方ですが、私はいっしょにもりつけていただきました。日本の鍋だと最後に〆のうどんをいただくことが多いので、順番が逆というのがおもしろいですね。
食べる時は、オリーブ油やビネガーをかけたり、アイオリソース(マヨネーズににんにくを加えてもの)を添えるそうですが、私はいつものポトフと同じく、粒マスタードを添えていただきました。塩だけのシンプルな味付けですが、お肉と野菜から出るおだしがじんわりしみて味わい深い。おいしくいただきました。
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後日、残ったコシードでグラタンスープを作りました。
残った野菜は細かく刻み、下ゆでしたベーコンを加えます。これだけでもおいしいミネストローネになりますが...
ガーリックブレッドのせて、スープをさらに注ぎます。上にとけるチーズをたっぷりのせて、250℃のオーブンで10分くらい焼きました。
とろりとのびるチーズ、スープをたっぷり吸ったバゲット、熱々のスープをはふはふしながらいただきました。相変わらず寒い日が続いていますが、体の芯からぽかぽかと温まりました。