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キャッシュトラック

2021年10月30日 | 映画

ガイ・リッチー監督、ジェイソン・ステイサム主演のクライムアクションです。

キャッシュトラック (Wrath of Man)

公開初週に見に行ったのですが、記事にするのがすっかり遅くなりました。ガイ・リッチー&ジェイソン・ステイサムコンビならではの、銃をバンバン撃ちまくるクライム・アクション。気楽に見れるエンターテイメントムービーです。

ロサンゼルスの現金輸送専門の警備会社を舞台にしていて、登場するのはほぼ全員荒くれものの男たち。お色気ゼロのむさ苦しさで、男たちのきわどい会話に最初はたじろぎますが、何かしでかしそうなステイサムに、わくわくしながら引き込まれました。

ステイサム演じるパトリック・ヒルは、勤めていたヨーロッパ系の警備会社が倒産したために応募してきた新人。採用試験ではぎりぎりの点数でかろうじて合格しますが、ステイサムの実力がそんなわけない。^^ むしろぎりぎりを狙う方が高度なテクニックが必要ですよね。

適当に頭文字の「H」と名づけられたステイサムは、警備会社の男たちから入って早々に喧嘩をふっかけられたりしますが、それに動じる様子はありません。その後、初勤務に当たった現金輸送車が強盗に襲われた時「H」は暴漢たちを挑発し、皆殺しにしてしまうのでした。

警備会社の男たちも、さすがにこの男は只者ではないと気がつきますが...。

やがて、ステイサムがどうしてこの警備会社に入ろうとしたのか、この警備会社にはどんな秘密があるのか、時系列を前後にしながら、明らかになっていきます。

ステイサムがとにかく強い。こんなに何度も瀕死の重傷を負っていて、あっさりよみがえるなんて?! しかも ”どこでもドア” があるかのような瞬間移動を見せますが、最後までかっこよく魅了してくれます。

屈強な男たちの中で、細身でキレキャラのスコット・イーストウッドが活躍。クライマックスの銃撃戦で展開される仲間同士の駆け引きも目が離せず、手に汗握りました。

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