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亀戸天神の藤

2023年05月14日 | おでかけ

すみだ北斎美術館を訪れたら、あわせて行きたい場所がありました。浮世絵にも描かれている、亀戸天神です。すみだ北斎美術館から、歩いて30分ほどのところにあります。

ちょうど藤の花の季節でもあり、広重の絵でよく知られている、あの光景をこの目で見ることができる!と楽しみにしていたのですが...

残念ながら、藤の花はほとんど終わってしまっていました。あと1週間早く来たら、満開の藤を見ることができたかもしれません。それでも一応、藤まつりの期間だったので、たくさんの参拝客でにぎわっていました。

わずかに咲き残った藤の花も愛でることができました。

藤棚に八つ橋、池、水鳥。絵になる風景を見ることができて感激しました。

亀戸天神は、菅原道真公に由来する神社で、梅の木もたくさんありますが。梅以上に藤の花で、よく知られています。本殿をお参りする長い列ができていました。

浮世絵に登場する太鼓橋。広重の絵にあわせて、後から作り直されたものと思いますが、有名な太鼓橋を見ることができて大満足でした。次回は藤の花の開花状況をよく調べて、再チャレンジしようと思います。

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せっかくなので、浮世絵に描かれている亀戸天神をあわせてご紹介しますね。いつかこの風景を見てみたいです。

歌川広重「亀戸天神境内」

亀戸天神の藤といえば、やはり広重の作品が真っ先に思い浮かびます。

川瀬巴水「亀戸の藤」

川瀬巴水は大正・昭和に活躍した浮世絵師。私も大好きな画家です。

葛飾北斎「かめゐど天神たいこばし」

藤はありませんが、北斎が描いた亀戸天神です。

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