2000年代に一世を風靡した世界初のスマートフォンBlackBerry (ブラックベリー) の栄枯盛衰を描いた、実話をもとにした作品です。
ブラックベリー (BlackBerry) 2023
楽しみにしていた本作が、Netflixで配信されることになったので、早速見てみました。
BlackBerryは私がニューヨークにいた2000年代に人気を博した携帯端末。当時はまだまだ携帯電話が主流でしたが「テキストを送ることができる」のが画期的で、新しもの好きたちの間で話題を集めていました。
たしか、オバマ大統領が選挙戦の時にBlackBerryを愛用していたのがきっかけで、人気に火がついたとも記憶しています。
BlackBerryという名前がかわいいし、小さなキーボードがついた携帯端末は、ガジェットの魅力にあふれていました。
余談ですが、その後帰国した日本では、ドコモの携帯電話にiモードが標準装備されていて、周りの人たちがメッセージを送り合っている姿に衝撃を受けました。
携帯電話に代わってBlackBerryという新しい機器が生まれた北米に対して、日本では携帯電話自体にメッセンジャの機能を加えて、メールを送る、簡易的なHPが見られる、と独自の進化を遂げていたのです。（それは後に、ガラパゴス携帯と揶揄されることになりますが）
そして、BlackBerryも、iモードも、2007年にiPhoneが登場するや、瞬く間にユーザを失い、市場から姿を消すこととなったのでした。
このような携帯電話の変遷を、身近なところで見てきたので、BlackBerryの栄枯盛衰を描いた本作は、私には懐かしく、大いに楽しめました。
本作を見て痛感したのは、どれほどすばらしいイノヴェーションであっても、具現化する術がなければビジネスにはならない、ということ。
マイクもダグも、会社を立ち上げた頃は、ほんとうに生き生きとして楽しそうだったのに、会社が大きくなるにつれ、自分の手の届かない存在になってしまったのが、なんとも皮肉で気の毒でした。
お返事が遅くなってしまってすみません。
ブラックベリー、ご覧になられたのですねー！
マイナーなスタートアップの会社ではありますけれど時代を先取りし、一時期一世を風靡するもやがて敗れる
浮き沈みの激しいIT業界の物語として楽しめました。
登場人物のその後、映画のラストでもちらっと紹介されていましたが
なかなか興味深かったですね。
映画の中で自分を貫いたダグが結局一番幸運をつかんだ
というのも深いなーと思いました。
つい最近では、iPhoneが新製品を発表した一方で、韓国企業のSamsungが二つ折りスマホ、中国企業のHUAWAYが三つ折りスマホ、と画期的なスマホを発表していますし、新興勢力のチャレンジ精神には目を見張るものがあります。
その一方で、日本からは革新的なアイデアは生まれておらず、大丈夫だろうか...と思わずにはいられません。
見ました！
面白かったー。
スマホやメカ、株式等に殆ど知識のない私が見ても大丈夫な脚本でしたし、解りやすかった。
実話ベースなので、見終わった後に、この人って実際は、どういう人なんだろう？今どうしてるんだろう？と、しばしネット検索の旅に出てしまいました。
面白い映画を紹介して下さって、ありがとうございました♪
つい最近（私的には）なのに、浮き沈みが激しいのね・・・。この後20年後には、また予想もつかないメカの登場があるのかもしれませんね。
今でさえやっとスマホいじってるのに、私はついて行けるんだろうか・・・。
BlackBerry、名前がかわいくて覚えやすくて秀逸ですね。
キーボードのキーパッドの粒々がブラックベリーを表しているとか、所説あるようですが...。
機会がありましたら本作ご覧になってみてください☆
瞳さん、そういえばブラックベリーを育てていらっしゃいましたね。
今がちょうど真っ盛りなのですね。いいな～♪
ブラックベリー大好きなのですが、日本ではなかなかお目にかかれないのが残念です。
本作、スピード感もあっておもしろく見れました。
私には知らない俳優さんばかりだったのですが、クセの強いキャラクターをそれぞれ魅力的に演じていましたね。
BlackBerry、ゲームのコントローラーみたいで、おもちゃっぽいところがかわいかったですね。
マイクとダグ... ダグはムービーナイト禁止令に最後まで抵抗していましたよね。^^
写メ、懐かしいですよね。
iPhoneの誕生は、本作を見てもドラマティックでしたね。
私も「プロジェクトX」的な話、好きです！
身近なものや、その時代を知っていると、余計に興味が沸きますね。
BlackBerryはアメリカでは一時期爆発的に人気が出たのですが
日本ではほとんど知られていなかったようですね。
特に今、IT分野では日々イノヴェーションが起こっていて
目まぐるしく変化しているので、ほんとうに厳しい世界だと思います。
再びコメントありがとうございます。
latifaさんも創業の物語や、商品誕生の裏側を描いた作品がお好きなのですね♪
AIR、ソーシャルネットワーク、コメディテイストもあっておもしろかったですね。
ファウンダー、これまた日本ではあまり話題になっていなかった気がしますが
私にはとってもおもしろかったです！
機会がありましたら、ご覧になってみてください。
アメリカ10年、長かったようで、過ぎて見ればあっという間だったようにも思います。
日本の情報に過度に振り回されずにのびのび子育てできましたし
子どもがいたからこそ経験できたこともたくさんありましたよ。
自分には合っていたような気がします。
NYを舞台にした作品も好きなのですが、郊外や地方などのリアルなアメリカが描かれた作品を見るとぐっときちゃいます。
BlackBerryは、当時雑誌か何かで見て、名前が可愛くていいな～♪と思っていました!(^^)!
「AIR」もそうでしたが、商品誕生の物語って惹かれます。
ネットフリックス独占かしら？いつか観てみたいです。
ちなみに我が家のブラックベリー（果実）は今真っ盛りです（笑）
何と言っても俳優陣が秀悦でした。
＞BlackBerryという名前がかわいいし..
私もこの名称は良いな！と思いました。
見た目がほんとキュート！
マイクとダグの二人が徐々に精彩欠けていく姿は気の毒でした。
ガラパゴス携帯で写メールしたのが懐かしいです。
でもApple好きの私はやはりi Phneですね。
NHKの「プロジェクトX」も好きで見るのですが、私も実話もの好きです！
でもブラックベリーって全く知らなくて、食べ物かと思っちゃいました（爆
それぞれの国で様々な開発が生まれ、熾烈な競争の中でどうその後に生かしていくか、本当に興味深いですよね☆
＞創業の物語や商品誕生の裏側を描いた映画
私もそういうの好きです！
＞（ナイキの「AIR」、フェイスブックの「ソーシャルネットワーク」
私も面白く見ました！
AIRは去年のベストに入れたはず。
マクドナルドの「ファウンダー」が、そういう映画だったとは今知りました。勝手にマックを食べ続けたらどうなるか調査の映画だと思い込んでました。今度見てみます！
アメリカにトータル10年ですか！それは長い。
NYと南部と同じ国でも、きっとかなり色々と違うでしょうね。いいなー！貴重な人生経験をされてきたのですね。
とはいえ、お子様も一緒だったわけで、より大変な事も一杯あったと思います。
＞行った事ある場所やかつて住んだ処等懐かしい風景を
すごい解ります！
BlackBerry、日本ではほとんど出回っていなかったようですね。
日本にはｉモードがあったので、BlackBerryはきっとウケなかったのだと思います。
こういう、創業の物語や商品誕生の裏側を描いた映画、好きです～
（ナイキの「AIR」、マクドナルドの「ファウンダー」、フェイスブックの「ソーシャルネットワーク」など）
NYに５年、その前に南部のバージニアに５年いたので
アメリカは第２の故郷のように感じています。
だから映画で懐かしい風景やカルチャーに出会うのが、楽しみなんです☆
世界初のスマートフォンBlackBerry これ、知りませんでした。
ネットとか機械には、てんで弱いのですがこの記事を読んだら興味が凄く湧いてきちゃいました。
セレンディピティさんは2000年代にNYにいらっしゃったのねー、カッコイイーー！（安易な表現でごめんなさい 行った事はないけど、映画などで昔から一杯NYは見てきているので憧れだけは大きいんです）