世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

会派ミーティング

2006年04月21日 | 議員活動
(写真:ギリシャのデザート“焼きカスタードパイ.ガラクトブレコ
”。スピローズ原宿店で食べました)


20日(木)は午前中、議会の理事会、幹事長会があったので、その報告を幹事長(おおば正明議員)から聞くため、また来週開催される委員会での『請願・陳情の審査』について、会派としての態度をどうするか?話し合うため、午後から夕方いっぱい、会派ミーティングをしました。

ウチの会派では、区民からの“請願審査”には、基本的には“議案”と同等に扱う方針で臨んでいます。“継続審査”というあいまいな態度をとるのは地方自治法上想定していないことですし、実質的にお蔵入り(廃案同様)となる現状は無責任ではないかと判断するからです。

区民のなかには、“継続して審査をする”と、誤解し、期待を寄せる向きもあるようですが、事実はそうではありません。“継続審査”は“審議打ち切り”ということと同じなのです。

世田谷区議会では、区長提案の“議案”については、審議して賛成・反対の結論をどの会派もしっかり出します。“議案”に対して“継続審査”を主張する会派は私の知る限り、ありません。

区長提案(議案)だから賛否を明らかにし、区民提案(請願)だったら賛否を曖昧にすることが許される、とは思えません。同等に扱うべきだと考えます。(「2148億円の平成18年度予算に賛成しました」、「こんな理由で反対しました」と明言できる会派が、請願については判断できません、というのはアリでしょうか?)

“採択”か“不採択”か、を決めるのは、本当に大変なことですが、それこそが議員(議会)の仕事だと思います(議案ではいつもやっていることですし)。“継続審査”というのは、“判断をその場でしない”ということですから、それって“議案”とは別のレベルで仕事しているのかなぁ・・・?と思っちゃいますよねぇ。


今日も、侃々諤々(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)、会派メンバー全員で議論をしました。(いや、ホント、こんなに議論に議論を重ねている会派って他にないと思います。疲れた・・・!!)

そこから導き出された結論は、時として、請願を出された区民の方々の想いとは違うものとなることもありますが、我々「せたがや政策会議」としては、真摯に、真剣に、会派の主張としては一貫性を持って判断させていただいているので、必ず理解していただけるものと信じています。


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