世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

区議会第1回定例会・二日目

2007年03月02日 | 議会報告
(写真:我が家の宝物?!“金の成る木”、最近のは花が咲くんですねー)

区議会第1回定例会二日目の今日は、朝一番にウチの会派「せたがや政策会議」の代表質問。小泉たま子議員が担当しました。

いつものように、69席(だったかな?)の傍聴席が満席で、その内の半数以上が、今日初めて傍聴に来た、という人だということ。入りきれない人もいたみたいですし、本当にすごいなー!!と思います。

午後は、おおば正明議員の一般質問がありました。

質問の一つ目は「ユニバーサルデザインについて」。世田谷区は今議会で「ユニバーサルデザイン推進条例」を上程しているのですが(全議案はこちらをクリック)、“ユニバーサルデザイン”と“バリアフリー”の違い、考え方、方向性等々について整理し、問題提起・・・とまではいかないかもしれませんが、もっと深く考えなければまずいんじゃないの?という意味での確認をした質問でした。

いや、ホント、これ、「“バリアフリー”の発展系でいいことなんだー!」と、ただ単純に解釈できることではないな、ということがよくわかりました。

ユニバーサル=普遍的な・・・国籍・年齢・性差を問わずだれもが使いやすい・・・と追求していくと、ある意味、その地独特の文化や個性と言ったものが否定されることにもつながりかねませんから。

ところで、今日、共産党の代表質問の中に、事実誤認とも言える表現があったのには驚きました。

「今、議会で、“請願権の侵害”が進んでいる」というような発言でした。

区民の権利である“請願権”を侵害するようなことが議会で進んでいる そんなことがあるわけないじゃないですか そんなことをしたら憲法違反です。

請願・陳情の取り扱いについて議論していることは事実です。でも、それは、「区民の権利を侵害、制限する」ものでは決してありません。議員が、紹介議員として本来の責務を果たすべく、きちんと請願と陳情を整理しよう、という意味での議論です。

なぜ、ああいう表現をするのでしょう?

私は、実は、その昔、「共産党だけがまともなことを言ってるなー」と思っていたことがありました。でも、それも、今となっては、「ああ、こういう表現にだまされていたのかな・・・」と、むなしく感じます。

あまりにも誇張した過剰な表現は、後から事実を知れば信頼を失なうでしょう。唖然とした出来事でした。

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