昨日からテレビのニュースや新聞各紙で報じられていますが、NPO
法人「自殺対策支援センター ライフリンク」と専門家チームが「自殺
実態白書2008」を発表しました。
それによると、自殺の原因は、平均で4つの要因が連鎖していること
がわかりました。
例えば、
■会社員 配置転換 → 過労 → 家族の不和 → うつ病 自殺
■自営業者 事業不振 → 生活苦 → 多重債務 → うつ病 → 自殺
というような状況です。
「うつ病、生活苦、家族の不和の状態になると、自殺に直結しやすい
が、そこに至る前に、身体疾患、負債、失業、職場の人間関係の段階
があり、そのさらに前に、事業不振、職場環境の変化、過労があった」
ということもわかりました。
また白書では、自殺による損失(生涯賃金)は10年で約22兆2千2百億
円になると推計しています。
これらのデータは「ライフリンク」のホームページで公開されています。
これまで自殺は言葉にすることもタブーとされていて、原因の分析や
予防対策などがとれない状況にありましたが、ここ数年で「自殺に対する
偏見をなくそう」「自殺は個人の問題ではなく社会的な問題としてとらえ
よう」という動きが出てきました。
自殺防止対策を進める上ですばらしい進歩だと思います。
そして、今回の、遺族による実態調査、というもの、これは初めての試み
なので、本当に貴重なデータだと思います。
調査に協力して下さった遺族の方々のお気持ちを考えると、とてもつらい
ものがありますが、だからこそ、今後、このデータを生かした対策をとらな
ければならない、と思います。
国全体でやるべきこと、各自治体で取り組めること、学校、家庭、民間
団体など、それぞれで出来ることがあります。あらゆるところで自殺に
対する認識を深め、自殺者を減らしたい、と思っています。
法人「自殺対策支援センター ライフリンク」と専門家チームが「自殺
実態白書2008」を発表しました。
それによると、自殺の原因は、平均で4つの要因が連鎖していること
がわかりました。
例えば、
■会社員 配置転換 → 過労 → 家族の不和 → うつ病 自殺
■自営業者 事業不振 → 生活苦 → 多重債務 → うつ病 → 自殺
というような状況です。
「うつ病、生活苦、家族の不和の状態になると、自殺に直結しやすい
が、そこに至る前に、身体疾患、負債、失業、職場の人間関係の段階
があり、そのさらに前に、事業不振、職場環境の変化、過労があった」
ということもわかりました。
また白書では、自殺による損失(生涯賃金)は10年で約22兆2千2百億
円になると推計しています。
これらのデータは「ライフリンク」のホームページで公開されています。
これまで自殺は言葉にすることもタブーとされていて、原因の分析や
予防対策などがとれない状況にありましたが、ここ数年で「自殺に対する
偏見をなくそう」「自殺は個人の問題ではなく社会的な問題としてとらえ
よう」という動きが出てきました。
自殺防止対策を進める上ですばらしい進歩だと思います。
そして、今回の、遺族による実態調査、というもの、これは初めての試み
なので、本当に貴重なデータだと思います。
調査に協力して下さった遺族の方々のお気持ちを考えると、とてもつらい
ものがありますが、だからこそ、今後、このデータを生かした対策をとらな
ければならない、と思います。
国全体でやるべきこと、各自治体で取り組めること、学校、家庭、民間
団体など、それぞれで出来ることがあります。あらゆるところで自殺に
対する認識を深め、自殺者を減らしたい、と思っています。