区議会、本会議三日目。
17名の議員が一般質問をしました。その後、「議案の付託」と言って、
今議会に出されている議案を、それぞれ所管の委員会に割り振る儀式
が行なわれました。
その際、平成21年度の予算案については、通常の委員会ではなく「予算
特別委員会」が設置され、審議されることに。
世田谷区議会の場合は、議長をのぞく全員(51名の議員)が予算委員会
の委員となります。
さて、一般質問ですが、時間ぎりぎりでどうなることやらと思いましたが、
なんとかまとめることができました。
■経済不況下におけるさらなる自殺防止対策とメンタルヘルスについて
↓
(答弁)「自殺対策連絡会」を設置。どの窓口で相談しても適切な場所に
繋がるしくみづくりや「世田谷区自殺予防の手引き」の作成などを行ない、
関係職員の研修、うつ予防対策や自殺予防講演会など、全庁的な自殺
対策に取り組む。
■バイク駐車場の整備について
区内のバイク駐車場の整備の進捗状況は?
↓
(答弁)昨年12月までに411台分のバイク駐車場を整備。平成24年度まで
に598台分を整備し、さらに進めていく。
松原駅から赤松公園前の歩道、バイク駐車場の整備を急げ!
↓
(答弁)赤松公園前のバイク駐車場は、測量・設計を行ない、詳細な諸条件
を警視庁と詰め、整備に向け進めていく。できるだけ早くやる。
■不燃ごみの回収と今後のリサイクルについて
ごみの収集方法が変わり不燃ごみが大幅に減った。不燃ごみの回収は
月に1回でよいのでは?経費も削減できるのでは?
↓
(答弁)不燃ごみは約8割減っている。不燃ごみを仮に月1回にした場合、
年間でおおよそ2000万円ぐらいの経費減となる。1ヶ月待てなくて不燃物
が可燃ごみに出されたら清掃工場に支障が出るので、分別の徹底をはか
ったうえで収集のあり方を検討する。
現状では、すべてのプラマークをリサイクルするにはいろいろな問題がある。
(実際にやっているところでは、せっかくリサイクルに出しても6割が廃棄・
焼却処分されていたり、手で選別している人の健康被害が起こっていたり、
多大な費用がかかったり、二酸化炭素排出の問題があったり…)
これらを踏まえ、「集めても結局燃やされる」ということがなく、税金が無駄
にならないような「高品質のリサイクル」を目指すべき。
↓
(答弁)プラスチックについては、区民主体の回収や拠点回収により、区民
がわかりやすく、集められたものが燃やされることのないよう、可能な限り
高品質のリサイクルを進めていく。
「雑紙(ダイレクトメール、ティッシュの箱、包装紙、フリーペーパー、メモ用紙、
贈答品の厚紙の箱など)のリサイクルが進んでいない。何が雑紙だかわかって
いない区民も多く「雑誌にはさんで紐で縛って出す」ということも知らないので
は?チラシやポスターを作製して、集合住宅の管理組合、管理人さん、地域
団体などに配布して、掲示してもらい周知を図ってはどうか。
↓
(答弁)そのように前向きに取り組む。
どの質問も、着実にしっかりした答弁が得られたと思います。
あとは、その通りに行政がきちんとやるかどうかを見ていかなくては!です。
早口で聞き取りにくかったかもしれませんが…、傍聴に来て下さった皆様、
ありがとうございました。
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