たくさんの方から、ご心配をいただいていて恐縮です。
大変な洪水で、生活から経済まで支障が生じているタイですが、
バンコク在住の夫より、以下の状況報告がありました。
↓ ↓ ↓
29日現在、オフイスの中心地、シーロムエリア、外国人が多く
居住するスクンヴィットエリア、ともに浸水していません。
日本大使館からの通達では、28日、夜に満潮による浸水と北部
からの洪水が重なり、緊張が高まりましたが、まったく浸水は
なく、ちょっと拍子抜けした感じです。
北部から南下した水は、人為的に東部、西部へ流されています。
そのために東部エリアでは予想より被害が大きく、多くの住人
が避難、再避難を余儀なくされています。
バンコック市内は、一時的に食糧の調達(特に水)が難しかった
のですが、徐々に回復しています。
多くの日本人、タイ人がシラチャ、パタヤ、ホアヒンエリア
などに避難していますが、こちらでも水が不足しています。
原因は、工場自体が洪水により稼働できない、人手不足、
デリバリーのルートが水没しているなどが、理由です。
現段階での問題は、水道水に汚水、下水等が混ざり、濁りや匂い
がひどく、使うのもためらう状態です。
今後、感染症が心配です。
洪水の原因は、降雨量が前年比140%アップしている。北部から
の支流4本がアユタヤ合流している。
ダムの放流が、適切でなかったことが大きな原因です。
また、川沿いでは満潮の影響で洪水が出ています。
幸い、ここ1週間ほど、雨が少なかったことが市内から洪水を
遠ざけています。
もともと、3時間も雨が降れば、30㎝ぐらい冠水し、すぐに元に
戻る市内ですが、この異例の洪水は簡単には引きそうにありま
せん。
まだ、引き続き危険な状態ですが、解決策がなく、自然に任せて
いるのが現状です。
(引用ここまで)
というわけで、バンコク市内は、10月29日現在では、「大丈夫、
ご安心ください」とのことです。
ご心配いただいている皆さま。有難うございます。