11月6日の朝日新聞の記事には驚きました!
この見出しを見ただけで、渋谷区長という方の認識が疑われますね。
情報開示請求は何人にも与えられている権利です。
区議会議員だからするべきではない、なとどいう理屈が通るはずない
でしょう?!
実際、世田谷区において、先の議会でうちの会派が、「池尻プロジェクト」
問題や、「二子玉川デジタルコンテンツ誘致集積事業失敗」についての
問題点を指摘することができたのは、情報開示請求で膨大な資料を
読み解いたから。
(みんなの党の新人、すえお雅之議員、桃野よしふみ議員が中心と
なってがんばりました!)
その結果、デジコン問題では、区の補助金1940万円が水の泡となって
消えてしまった背景に、区のずさんな管理の姿が明らかになっています。
情報開示請求なくして、こうした追及はできません。
区長の立場からしたら、議員にいろいろ調査され、とやかく言われたくない、
というのが正直なところでしょう。
しかし、議会の機能は、区長率いる行政が区民のためのサービス提供を
適切にやっているかどうか、区の税金の使い道をチェックする役割が求め
られています。
議会に出される最低限の情報だけで、ことこまかなチェックはできません。
また、議会としての調査権のみだったら、自由自在に動けないということ
もあります。
情報公開と区民参加の時代に、よくまあ、こんなことが堂々と言えるなぁ、
と、驚いてしまいました。
堀切念仁 渋谷区議の言葉(赤線部分)、「区議は区民の代表。請求は
こまかい収支をチェックするのに有効な手段で、正当な調査権の一つだ」
は、至極当然、あったりまえ!のことだと思います。
その点、世田谷区の保坂のぶと区長は、自ら「情報公開と区民参加」を
公約に掲げているので、渋谷区長とは大違いです!
…しかし、残念ながら、先日の議会において、保坂区長の下であっても
情報隠ぺい体質が露出、 文書廃棄や虚偽答弁もあり、議会としては許し
がたい行為の連発でした。
こんなことでは決して油断はできない!と、うちの会派「みんなの党・
世田谷行革110番」では、気持ちを引き締めているところです。