世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

政界、ここ数日間のいろいろ

2009年10月05日 | 議員活動
中川昭一元財務・金融相が4日に亡くなった。

2月に開催された国際会議で失態をさらし閣僚を辞任。その後、総選挙
でも落選…。世田谷区の自宅周辺では、選挙後はあまり姿を見かけな
かった、とニュースのインタビューでご近所の人が言っていました。

事件性はなく、病気だろうとのことですが、なんだかあっけなく亡くなって
しまい、悲壮感が漂います…。息子さんがまだ17歳というのは可哀相だ
なぁ、と(同じような年代の息子を持つ親としては)思います。

お酒はほどほどに、これ、教訓ですね。
(私は元々飲めないから、よかったかも…)

ご冥福をお祈りします。

自民党でそんな衝撃的なニュースが流れたかと思ったら、今度は民主党。

鳩山由紀夫首相、献金虚偽記載問題で東京地検が本格的に捜査を開始
しました。どうなるかわかりませんが、前々から、とある情報筋より「逮捕
もあり得る」と漏れ聞こえていました。まさかと思いますが…。

同じく民主党、原口一博総務大臣は、政治団体から受けた500万円の
寄付などを政治資金収支報告書に記載していなかったことで謝罪。

政権交代を果たし、まだまだ混乱している部分もありますが、新しい国政
がスタートした!というときに、日々、いろいろありますね。

政界はどうなるんでしょうか。

国政が不安定だと世界からも信用されなくなる恐れがあります。
支持率が8割を超えるというすごさの民主政権。ぜひ頑張ってほしいもの
です。

そのためにも、地検に捜査されるようなおかしなことがなくなるように、
それはまぎれもなく、私たち国民がおかしいと思っていることと同じこと
なのですから、早く事実が明らかになって、本当に信頼できる形で国政
を担ってもらいたい、と思います。


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松沢中学校バザーのお手伝い

2009年10月04日 | 日常生活&プライベート
今日は、息子が卒業した世田谷区立松沢中学校のバザーのお手伝いに
行きました。





「松中バザー」は、卒業生の保護者が作っている「松中会」という組織が、
先生方や現PTAの皆さんと一緒に開催しているものです。

今回は、新型インフルエンザの影響で、縮小して行なうことになりました。

なので、模擬店や喫茶店は中止、時間も短縮し、密集を防ぐため格技室
だけでなく体育館も使って人を分散させて…、と、執行部役員の方々は
頭を悩ませての決定だったことと思います。

それでも、少しでも学校のために、と、お手伝いに参加された皆さま、大変
お疲れ様でした。買い物に来て下さった皆さまもありがとうございました。

なお、松沢中学校では、10月17日(土)に開催される「松中祭」も(合唱コン
クールの見学者を保護者に限定するなど)変更があるようです。

関係者の方はご注意ください。


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災害時の公務員の時間外手当、月100万円以上も?!(決算委員会での質疑)

2009年10月03日 | 議員活動
     
(写真:洋菓子ドーカンの焼き菓子をいただきました。質問作成の合間
にティータイムでほっとひと息。中野区東中野3-2-2 03-5386-3666)

「決算特別委員会・企画総務領域」での私の質問の続きです。

予算委員会の質問は、速報版がアップされています。世田谷区議会HP
の議会中継(こちら)をクリックして、「第二日 10月2日 企画総務委員会」
の【2】をクリックしてください。はじめから1時間10分ぐらいのところから、
私の質問がスタートします。

今回は、「災害時の職員の手当て」について調べました。
災害対策というものを財政的に検証してみる必要があるから、です。

〈質問〉
もし世田谷区が被災して、土日も休みなく毎日夜12時まで、一ヶ月間
働いた職員がいたとすると、一ヶ月の時間外勤務手当はどのくらいに
なるか?

〈答弁〉
採用1年目の職員=49万8828円(時給1688円)
55歳の総括係長=120万4132円(時給4074円)

⇒区民の皆さんはこの金額を聞いてどのように感じますか?

質問では、公務員の時間外手当に関して、著名な例を二つ挙げました。

《事例その1》
2007年、北見市で起こった大規模断水で、3回の停止が繰り返された
7月に、水道行政を担当する職員3人にそれぞれ100万円以上の時間
外手当が支給され、最高額は112万9000円に上っていたことが分かった。

月額が100万円を超えるのは異例で、同市には1日に40~50件の非難
電話やメールが相次いだ。

断水時、独居老人宅に飲み水を届けるなどした北見市内の町内会長は
「ボランティアで頑張った人も多いのに、職員だけ優遇するのは納得でき
ない」と言い、断水のせいで数日間の休業を強いられた飲食店の店主は、
「市職員が焼け太りのように多額の手当を得るのは市民感覚として許せ
ない。賞与の一部を返納する社会保険庁職員のような対応を取るべきだ」
と怒りをあらわにしていた。

《事例その2》
阪神大震災の時、神戸市役所の20代の男性が、残業手当として1600万
円以上を請求して、上司が説得したものの、結局、裁判まで持ち込まれて
役所が負けた、というものです。ですから、おそらく、その後、1600万円
以上の時間外手当が支払われたものと思われる。

⇒区民みんなが被害者、という状況の中で、公務員だけが巨額の手当て
をもらえる。公務員と言っても管理職ではない公務員だけがもらえる手当
がある。職員同士、あるいは職員と区民との間に亀裂を生むような、この
ような状況がはたしていいでしょうか?

もらう方もきっと気分がいいはずはないと思うのです。手当てをもらうなら、
市民の納得が得られる状態で気持ちよくもらいたいものでは? と思うの
ですが。

そこで提案しました。

⇒非常時の時間外手当の支給については、別途、規程を設けることを考え
るべきではないか。

例えば、選挙にたずさわる職員の手当てのイメージ。

つまり、現在の役職にかかわらず、一律いくら、とか、何段階かの種別は
あるにせよ、非常時・災害時特別手当、というように、新たな制度を創設し
て対応する、というもの。

このことは、けっして「公務員は災害時はただで働け」と言っているのでは
ありません。

「通常の時間外手当てで対応したら、区民感情からして許せない!という
すごい金額になること」

「それは財政面からしてもとても立ち行かない額となるであろうこと」

「結局、公務員の方々は、もらいづらい、何ももらえなくなる、という状況が
生じ兼ねないこと」

「だったら、ある程度、区民の納得が得られるようなもの、財政的にも
なんとかなる範囲で、緊急時・非常時・災害時に対応する特別手当を
創設し、きちんと気持ちよく手当てがもらえるようにした方がいい」

という提案なのです。

神戸市は、1600万円請求した職員に対して(裁判に持ち込まれる前に)
上司が説得しています。ということは、逆に言えば、その職員以外は手当
をもらっていないか、もらったとしてもかなり減額している可能性があります。

この点は、実際どうだったのかはさだかではありません。

調べようと試みたのですが、神戸市から「ずいぶん前のことなので調査して
みます」と言われて、まだ連絡がないので…。

私のこの提案に対する区の答弁は、「選挙の手伝いのときは本来業務を
離れての仕事になるので、本来業務とは別の手当てが支給されるという
考え。なので、災害時にその考え方を導入した手当てを創設することは
難しい。が、研究はしてみる」というようなものでした。

今回、初めて、うちの会派からこのような提案をしたわけですから、すぐ
に、「はいそうですね」とはいかないのはわかっています。

もし、私が提案したように、「職員の給与に関する条例」を改正することに
なったら、職員組合との交渉も必要でしょう。(大変なことになるでしょうね)

でも、私は、「職員労働組合の代表」ではなく、「区民の代表」ですから、
区民感覚を大事にしながら、しかしただ感情的に言っているのではなく、
「災害対策というものを財政的に検証してみる必要性」から提案している
のです。

区としては、「そんなこと言われたって無理だよね」で終わらせないで、
「必ず研究していただきたい」と思います。


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リーマンの破綻は人災だった?!(決算委員会の質問より)

2009年10月02日 | 議会報告
決算委員会二日目、「企画総務」領域。

私の質問の冒頭で紹介した記事です。

「リーマンの破綻:バフェット(氏)がバークレイズ(銀行)のメッセージ
を聞き逃さなかったなかったら、歴史は変わっていたかもしれない」



以下、今日の質問の冒頭の部分を貼り付けます。

     ↓       ↓       ↓

世界中が100年に一度の経済不況に見舞われたリーマンブラザースの
経営破綻から一年が経ちました。最近になって、実は、このリーマン
ブラザースの破綻は人災だった、ちょっとしたミスが世界恐慌を生んで
しまった、と、イギリスのテレグラフという新聞のインターネット版で、
大変話題になっています。

(※その表紙が上の写真です)

簡単に説明すると、資産6兆円以上という世界一の金持ちかつ投資家で
あるウォーレン・バフェット氏という人がいます。

(※写真がウォーレン・バフェット氏)

このバフェット氏に、有力な金融機関バークレイズ銀行のトップが「リーマン
ブラザースを救援するため支援してほしい」と要請をしました。

バフェット氏は来年80歳の後期高齢者なのですが、「携帯では詳細がわか
らないのでFAXで送ってくれ」と返事をしたそうです。

ところが救援を求めた有力な金融機関のトップの幹部はFAXの送り方を知ら
なかった。なので、再びバフェット氏の携帯に連絡をしたのですがつながらず、
しかたがないので携帯の留守電に詳細情報を入れて連絡を待っていました。

しかし、バフェット氏がその留守電を聞いたのは今年の7月のことだった。
バフェット氏は携帯電話の留守電機能を知らなかった、というわけです。

つまり、もし、バフェット氏が携帯の留守電機能を知っていたら、或いはバー
クレイズ銀行の幹部がFAXの送り方を知っていたら、ひょっとしたらリーマン
ブラザースは破綻していなかったかもしれなかったもしれない、そういう記事
なんですね。

本当にもしそうであったなら、日本においても麻生さんは去年解散していた
かも知れませんし、日本の政治状況も、今のようではなかったかもしれま
せん。

たった一つの、FAXが送れない、携帯電話の留守電が聞けない、こんなこと
で、世界の歴史が変わるようなことにもつながってしまうとは、笑えない話です。

現在は「便利な時代」と言われていますが、情報アクセスの統一性が今ほど
バラバラという時代もありません。若い人は固定電話どころかFAXもほとんど
使わないと思います。

デジタルデバイド、情報格差の問題が、こんなにも大きな事件につながること
もある、という、危機管理のいい例だと思います。

ひるがえって、区役所の管理職の皆様はいかがでしょうか?

世田谷区役所は未だにFAX主義みたいなところがあり、メールで資料を送って
ほしいと頼むと、とまどう管理職がいたりします。

ここでCIO、情報システムの最高責任者に伺いますが、区役所の管理職の方
は、メールでスムーズに連絡がとれるようになっていますか?いますよね?

(答弁)携帯電話は全員持っていて番号もわかるようにしてあるが、メール
はちょっと…????
   
     ↓       ↓       ↓

こころもとない答弁でしたね。

質問の続きは明日また。
傍聴に来て下さった方が「すごくいい質問だった!」と言って下さいました。

区民の目線、市民感覚の質問をしたと思っています。しかし、それは、公務員
の方々にとっては非常におもしろくない話、だったかもしれません。

公務員の時間外手当に切り込んだから…!!


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議会軽視の隠蔽工作か?!決算特別委員会でおおば議員が追及!

2009年10月01日 | 議会報告
今日から決算特別委員会がスタート。
答弁者として区長も出席する「総括質疑」が行なわれました。

うちの会派はおおば正明議員が出場。

皆様もご記憶にあるかと思いますが、私のブログで、4月23日
「1600万円も支出超過!給食費会計の大事件!」というタイトル
で報告した、あの事件をとりあげました。

今回、おおば議員が問題としたのは「事件の経緯」ではなく「事件
後の処理の仕方」です。

本会議が開かれていたにもかかわらず、“わざと議会をパスして”
一般会計から給食費特別会計へと “流用補填” できるようにした
のではないか、組織ぐるみで議会に対して隠蔽工作をしたのでは
ないか、ということなのです。

そのために、課長から部長への報告が、課長が事態を知ってから
6日間もかかっていることにしたのではないか、ということなのです。

6日経てば、議会が終わるから。

(なんか、酒井法子の逃亡事件みたいですね)

どう考えても、年度末に1600万円もの支出超過という事態が発覚
したのに(つまり、1600万円足りない!という事態となったのに)、
課長が一人でそのことを6日間も抱え込むはずはない。
すぐ、上司(部長)に、また財政課に、どうしたらいいか相談する
はず。

それと同時に、議会が開催されているときだったのだから、補正
予算を組んで議会に承認してもらう手続きをとるべき。

議会からノーと言われたら大変だから、なんとか議会には事後報告
で済ませたい、そんな心境に陥って、そうできるような絵を描いたの
ではないか?

事件が発覚した後に、監査委員が、「給食費会計は大丈夫か?」と、
給食費の担当所管に聞いているのです。その時に、「大丈夫」と答え
ているのです。知ってて知らないふりでしょうか?

そのことをどう取り繕うつもりなのでしょう?

あまりにも不自然でおかしなことばかりです。

とにかく、2日(金)には「議会中継速報版」が区議会ホームページ
にアップされますから、それを見てください。


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決算特別委員会スタート!【総括質疑】でおおば議員が追及!

2009年10月01日 | 議会報告


今日から始まった「決算特別委員会」の座席表です。

「決算委員会」略して「決特(けっとく)」には、前監査委員(2名)と
現監査委員(2名)の議員は出られません。

世田谷区では、その前&現監査委員4名と議長を除く全議員が「決特」
の委員となっています。

というわけで、自民党は委員長を入れて10名、公明党は副委員長を入れ
て8名、民主党は9名、共産党は副委員長を入れて5名、生活者ネット4名、
うち「せたがや政策会議」は3名、社民党2名、それに一人会派等が5名、
合計46名という構成になっています。


さて、今日は「総括質疑」が行なわれましたが、うちの会派「せたがや
政策会議」おおば正明議員の質疑はとにかくすごかった!すごい迫力で、
しかし理路整然と、例の「職員のミスを穴埋めするため1600万円を給食
費に流用した件」、その処理の仕方について、組織的な隠蔽工作がある
のではないか?議会軽視ではないか?ということを追及しました。

これから明日の質問原稿を仕上げなければならないので、この件、別立て
で、後で報告します。

明日2日(金)は、私が、14時22分~14時46分「企画総務」領域の質問を
します。お時間がありましたら、区役所第2庁舎4階の大会議室へ、ぜひ
傍聴にいらしてください。

決算委員会の生中継は区議会のホームページ、こちらからご覧ください。


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