@ドイツのビスマルク云く「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」。今は知識と経験、ともにできた人がリーダーになる。リーダーシップに必要なことは「言葉では言い尽くされた」感はある。誰もが直感力、情報収集・分析力があり、先見力を持ち云々と。 そこに「運」がある人とそうでない人では天国と地獄だ、と信じる人もいる。過去歴史上に登場したさまざまな人物は日頃どんなことをしてそれらの「力」を磨き、身に付けてきたのか。 やはりそこには「日頃の努力」無しでは語れない。時代は違えど、考え方、行動は今も変わらない。 カリスマ的なリーダーシップは果たして今後どうのような人物を世に送り出すだろうか。
- 「信じるものを持て」信念・哲学・直感力・愛すべきもの
- 既成概念にとらわれず考え人を診る=「人間学」(織田信長)
- 「一歩先」の問題に取り組む、3歩、4歩先は失敗する
- 気力と執着心を持つと知恵がでる(松下幸之助)
- 内部組織はシンプル、単純で機能する
- 「人を動かす夢を語れ」構想力・ビジョン・夢を形にする力
- 「近代国家」を伝えたのは勝海舟
- 最新情報を持ってビジョンを構築
- 勝海舟の情報源は佐久間象山からの外国語・兵学
- 信長の荘園制度を廃止は耕地面積を3倍にした(開拓史の志)
- 「情報を眠らせるな」収集力・活用力・攻撃力
- 毛利元就の間者を利活用は、領地3百貫から大勢力藩となる
- 武略、計略、調略、謀を多き者は勝ち、無き者は必ず負ける
- 長篠の戦いは弱い兵を強くする為に鉄砲を使用した(信長)
- 武田の騎馬部隊への3段構えは設楽原の四方攻撃で効果を得た
- 武田勢を情報戦(デマ情報)で仕掛け画期的な戦法をとげた
- 兵法書「城の早期陥落には10倍の兵をもってせよ」
- 信長の名古屋城籠城策は、デマ情報で相手を錯乱させた
- ゲリラ戦法と間者によるデマ情報で勝った、戦う前の完全準備
- 信長の勝敗は戦う前に7割が決まっていた(準備周到な戦略)
- 「的確に明日を読め」現状分析・先見力・忍耐力・突破力
- 下克上の優、北条早雲の先見力(相手の弱み、農民不平を掴む)
- 「待ち」時を読む重要性、荘園制度を崩壊させ、新構想確立
- 常識、慣習等を覆し新剣法にて立身した柳生兵庫助
- 柔軟性と新たな発想で行動を起こす
- 日本最初の鉄砲軍団は津田監物、根来衆(あらなた武器開発)
- 1568年に関西だけでも2万5千梃の鉄砲を製造
- 海外の技術を輸入し、性能を高め、高度な加工技術で輸出
- 組織の弱点を把握し、新たな発想の方法で「強み」に変える
- 「権力は確立するまでに30年かかると30年で滅びる」
- 時には回り道を選ぶ(ソニー盛田氏の相手先ブランド交渉)
- 「人材を集め、使いこなせ」人心掌握術・伝達力・ブレーンの集め方
- 虚心坦懐で人心を掴む=私利私慾なく行動・正義感(西郷隆盛)
- 勝海舟のすべき行動「薩長で組み外国勢を抑え幕府を倒すこと」
- 西郷のブレーン坂本龍馬=遠くとも人に会い実行する行動力
- 坂本龍馬暗殺=土佐藩の陰謀説・上級武士、藩のメンツ
- 岩崎弥太郎の無一文からの博打的商売(粘り交渉力・行動力)
- 秀吉のブレーン=蜂須賀小六、竹中半兵衛、黒田官兵衛
- 米の買収で城の飢え殺し作戦、騎馬戦での雌・雄馬興奮作戦
- 秀吉の半兵衛説得は「三顧の礼」
- 信長は実績を基準とする評価が中心、人の採用基準とした
- 田中角栄「相手の今切望していること3つ」で必ず1つは約束
- 「人とは違う貌(かお)を持て」カリスマ・オーラ・無言の説得力
- 実績の積み重ねがカリスマ性を昇華させる
- 急を要する緊急判断はリーダーが行動し、その後説明で十分
- 非日常的状況がカリスマを際立てる
- 天賦の才を最後まで高め続けた佐川幸義(合気道柔術家)
- 「人間の体力は鍛え方次第で70歳までは向上、筋肉もつく
- 70歳をすぎるとそれを稽古で維持しなければならない」
- 「生きている限り、工夫を怠るな」
- 「工夫を重ねれば何か答えが出てくる、ここで終わりと思うな」
- 小泉首相「国民に広がった停滞感、閉塞感を刺激すること」
- 内憂外患=「困難に直面している時代だからこそ確かな未来を
- 明確な言葉で表現するリーダーが求められる」
- 「人を呼び込み、動かせ」交渉力・説得力・粘り
- 交渉の鍵となるのは人間観察眼
- 田中角栄=人間社会の本質は闘争である
- 松下幸之助「無理に売るな、客の好むものは売るな、
- 客のためになるものを売れ」
- 恫喝・恐喝を辞さない龍馬の交渉(紀州・イギリス船賠償問題)
- 「挑み続ける気概を持て」持つこと・失敗を次に生かす・現状認識力
- 徳川家康の「あえて2番手になる」トップにならずまずは守る
- 機を見て、攻め込むことで成功した天下取り(家康)
- 「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず」
- 「不自由を常と思えば不足なし、心に欲起こらば困窮したる時を思い出すべし」
- スタンダードにしがみつくな(柔軟な発想)
- 異文化・異業種で知り、情報を入手する(織田信長)
- 朝令暮改=そのときに判断し、また変える
- 信長は迷わず、面白いと感じた方を選んだ(柔軟で機敏な行動)
- 厳しい現実の認識を持てば自然と進むべき方向が見える