@症状がない内臓脂肪の危険度をこの書で改めて思う。痩せていても内臓脂肪は別とあり、皮下脂肪と勘違いしているとある。 要は食事、ストレス、それに運動で減らすことが可能であり、特に運動は有機酸素運動を1日30分、ラジオ体操+筋トレ+速足走行をすることだとある。 但し、運動をやめると2週間で元に戻るとある。
『内臓脂肪を最速で落とす』奥田昌子
「概要」日本人は摂取した脂肪を皮下脂肪としてたくわえる能力が低く、より危険な内臓脂肪の形で蓄積しやすい。ほうっておけば高血圧や糖尿病など生活習慣病、認知症の原因になる。内臓脂肪は皮下脂肪よりも落ちやすく、普段の食事や生活習慣の改善が減量に直結するのだ。肉や炭水化物の正しい摂り方、脂肪に効く食材、効果抜群の有酸素運動など内臓脂肪が落ちる新常識が満載。
・「内臓脂肪」とは
お腹、胸、肩につく、エネルギーを蓄え、生体機能を調整、男性女性ホルモンの原料、ビタミン吸収を促す役割、付きすぎると病気を招く。男性の場合の腹囲85cm、女性90cm。
増える原因は食事、ストレス、運動不足
BMIを25以下に保つこと (体重kg/身長mX身長m)
内臓脂肪の多い人種順:日本人・白人・アフリカ系
・「皮下脂肪」とは
防寒と体温の維持、ビタミンD(日光浴で)を合成、女性ホルモンの合成
肥満の目安は太腿表面で0.6~0.9cm、女性1.2cm(親指で摘む)
・「内臓脂肪は万病のもと」
内臓脂肪の細胞は大きくなると悪玉物質(インスリン)を分泌する(自覚症状が無い)
日本人は糖尿病になりやすい人種、男性の場合は腰痛、多くの癌の温床となる
血圧を上げ、血糖値を上げ、動脈昇降を進行させ、血管の中で血を固まらせて脳梗塞、心筋梗塞を招く。よって高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、生活習慣病となる
肝臓がんで世界の4分の3が東アジア、女性では肥満から乳がんの発症が増える
インスリンの効き目が悪くなり認知症を発症、歯周病も一つの原因
・「内臓脂肪の減らし方」
肉を食べないと高齢者は転倒しやすくなり骨折、寝たきりになる
ロース肉よりヒレ肉(5倍以上の脂肪)、揚げるより、焼く、さらに煮る方がよい
牛肉、豚肉、乳製品、菓子類はコレステロールを増やすが、卵、タコ、イカは違う
低脂肪でタンパク質を含む鶏胸肉、ヒレ肉、豆腐、納豆、鮭などの魚を推奨
油は全て中性脂肪の塊、アボガドも脂肪が多い
果物はショ糖が少ない物を選ぶ、ブドウ、キウイ、レモン、蜂蜜、ベストはイチゴ
ワインもほどほどに、酒を飲む前はおにぎり1つで食欲を抑えれる
食物繊維を含んだ玄米・五穀米(白米は0.5gvs玄米3.7g)サバ、サワラ、イワシ
運動・有酸素運動1日30分、ジョギング、サイクリング、水泳
脂肪を落とす目的:筋トレ+有酸素運動 (筋トレは約10分程度、腕立て、縄跳び)
筋肉をつける目的:有酸素運動+筋トレの順番
歩きの場合は6千歩以上の速足歩行(息がはずむ程度)
ラジオ体操第一・第二で6分20秒
運動の注意点:空腹時はしない (運動をやめると2週間で元に戻る)
清涼飲料(糖分)、スポーツドリンク(塩分)、アミノ酸ドリンクは控えめ
・「母乳は肥満を予防する」
7歳の時点で肥満になる確率が半分
赤ちゃんの健康に役立つDHAが日本人の場合米国人の7倍、中国人の3倍
