@「誹謗中傷」、人の陰口、噂、こそこそした評判を事実も知らず作り出し、何の責任もなく言いふらす腹黒い輩、最近はSNS、Twitterでも容赦無く攻撃的に発散が増えてきた。 薄っぺらな社会になりつつある中で大切なのは「友人・親友」だ。出来る限り相談し、自分をよく知る仲だからこそ出来る「力強い勇気」アドバイスをもらうことだ。 物理的には設定のプライバシーをブロックすることかもしれない。
『山本周五郎 作品集18』
・「与茂七の帰藩」
二人の怖いもの知らずの武士が腕前を勝負したいと対峙する。「野牛」と言われた江戸帰り、腕に自信があり江戸でも何度か乱暴者で謹慎処分を喰らった27歳の武者。片や「白い虎」と言われた腕に自信を持つ若武者17歳。ところが「野牛」は全く試合をする気運を見せず、「勝負は負けだ」と引き下がってしまった。実は試合をしなかった理由は、昔の「己の姿を見た」ことで自分の過去の自分の傲慢な態度があまりにも似ていたことを思い出したからだと言う。「大人になる」とはを知る。
・「笠折半九郎」
文芸に暗い無骨ものが些細な言葉で同じ小姓仲間と喧嘩にな利、最後に果し合いをする約束となる。だが、果し合いの前に城下が火事となり九郎は宝物の櫓を必死に守った。だが、半九郎には恩賞がもらえず、家中からの誹謗中傷的な噂が立ち辞職を願い出る。言葉足らずで誤解を招き仲裁に同じ小姓仲間が出るが、またしても果し合いを約束させる。当日藩主自らが出向いて半九郎に「城は焼けても城は再び建てることは出来る、だが、死んだ人間を呼び返す法はないぞ。予にとっては城よりも宝物よりも、家臣の方が大切なのだ」と危険で無謀な行いをした半九郎の行動を諫めた。
・「白石城死守」
家康の命で伊達政宗はやっとで取り返した白石城を撤退。だが50数名の殉死を覚悟を持った家臣だけで籠城し、上杉軍の引き寄せ役を課した。17名の勇姿(幽姿)で役は果たしたが、一人の妻を見殺しにした。妻は一目夫に会いたく偵察に出された。。。