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2021年世界最低の経済成長率の日本、2022年も低迷すると世界が予測

2021-12-14 09:33:11 | 世界の動きから見えるもの
2022年の日本の経済、世界は引き続き「日本は低迷」と予測今年が世界最低ラインだったのはやはり「政治家の力量不足」だろうか。理由は、これだけコロナで死亡数、感染数を抑えたにもかかわらず経済成長数値が伸びていないからだ
添付はIMFが予測する経済成長率だが、日本は後ろから数えた方が早い。




「言ったもの勝ち」が世の常識『青竹』

2021-12-14 07:48:56 | 人生を「生かす」には
@「青竹」無口で恩賞も縁談も否定する哀れな男。日本人に多いのは「何も言わない」「何もしない、言われるまま」の人も多い、だが、悪い時にはそれが怨念となり一生記憶に残ってしまう。現代は、「言うことはその時言わないと損を見る」が当てはまる時代になっているとつくづく思う。それは深層心理を読む人が少なく「言ったもの勝ち」世界が今の世の中の常識になっている気がする
『山本周五郎作品集32』山本周五郎
「失蝶記」
時勢は王政復興だ、佐幕だの世の中が一変する中で侍同士の信頼がある時崩れ、それを打ち砕こうと罠を仕掛けた輩がいた。筆頭として若い侍たちを引導していた一人が大砲の誤爆で耳が聞こえなくなり、前線を離れることになる。さらに裏切り者だと言われた男を斬ることにしたが、その仲間に裏ぎられ親友を斬る羽目に落とし込まれる。 (悔いても悔やまれる仲間割れ)
「青竹」
嫁を取らない「鈍根」の武将がいた。戦いで軍功を得て、上役の娘を嫁にと言われたが「位が違う」からと断り続けた。ある戦いで部下を死滅させ、退去命令を破ったことで罪を被った。だが、それは味方の突破口を切り開いたことで評判になり罪を免れ昇格。改めて上役が嫁の話をした時、あの時の嫁の話を悔やんだが、実はその数年後亡くなっていた。そしてその武将は「その娘のたった一言の声」を希望に供養したいと申し出た。(無口で縁を無くした哀れな人生
「夕靄の中」
契りを結んだ娘がヤクザの嫁になると聞き、気質となった男がヤクザの男を殺す為に江戸に入ると後ろから誰かがつけてきた。巻くため、花屋で花を買い、墓場に行くと真新しい若い娘の墓に花を添えた。するとその場にその母親がおり、娘が何もしないまま仏になったことを悔やみ事を言うと、その気質の男が母の気持ちを気遣い、その娘と契りを結んでいた事を言い出すと母親は嬉しがった。やがて後ろからつけてきた岡っ引が男を捕らえたが、母親が人違いだと言い命拾いをする。(喜ぶ人のため嘘が生きる)