ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

図書館の人気 全国1位は金沢。

2024-04-08 12:28:47 | 珍しいモノ・商売
『県立図書館、見えた「全国1位」 23年度、102万6046人来館』北國新聞記事。 22年7月に移転オープンした県立図書館(金沢市小立野2丁目)貸出冊数も旧図書館の4・3倍となる61万2181冊。ちなみに全国2位は、3年連続首位の岡山県立図書館(79万9769人)には1万8千人余り。一度は行ってみたくなるような球場のような図書館である。


会社でのストレスは即座に転職を『黄金比の縁』

2024-04-08 07:37:24 | ビジネス小説
「会社の不利益になる人間」と烙印を押された社員が人事部に左遷され、会社への復讐に燃える、ビジネス短編小説だ。新入社員採用に対して人事は最終的に「縁」で合否を決める、それは一般的に「総合的に判断した」と言う理由だが、実際は「何となく決めた」で「そう言う時代」なのだ、と言う。採用合否に「美の黄金比」(比に遇う者は転職する確率が高い)で合否を独断で決めようと、会社にダメージを与える最適な新社員を発見、採用したいと詰め依る。現実、入社3年で退職する率が高いと言うが、それは余りにも入社時に「甘み」(給与・休暇・出世)だけを飲まされているからなのかとも思う。それと「良い上司」に恵まれるかどうか、これが一番の課題であり運命とも言える。それと、ストレスを溜めないように悩み始めた時には、早々に転職をした方が時間的にも精神的、肉体的にも健康だと、思う。
『黄金比の縁』石田夏穂
「概要」「会社の不利益になる人間を採る」不当な辞令に憤る人事部採用チームの小野は、会社への密かな復讐を始める――。(株)Kエンジニアリングの人事部で働く小野は、不当な辞令への恨みから、会社の不利益になる人間の採用を心に誓う。彼女が導き出した選考方法は、顔の縦と横の黄金比を満たす者を選ぶというものだった。自身が辿り着いた評価軸をもとに業務に邁進していくが、黄金比の「縁」が手繰り寄せたのは、会社の思わぬ真実だった……。