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「副詞」の使い方でちょっと賢く『『コミュ力は副詞で決まる』

2023-09-27 07:39:01 | 人生を「生かす」には
「副詞」の分類種類とオノマトべ含めたその効果など「そんな意味・効果もあるのか」と驚く。中でも興味深かったのは「心に響く副詞」「混乱を起こしやすい副詞」「よく考えるとおかしい副詞」など気が付かないで利用していた事を知らしめた。政治家が頻繁に使う副詞も面白い。(一部抜粋)また、日本語の学習が難しいのは多くのオノマトべが多いことだ、ということも。(日本語、韓国語、ベトナム語には多いが、中国語は少ない)
「心に響く副詞」:うるっとした、とにかく
「混乱を起こしやすい副詞」:ぜんぜん、いわば、つつがなく、安易に
「よく考えるとおかしい副詞」:一律に、身軽に、容赦無く、躊躇なく
「政治家が用いる副詞」:速やかに、早急に、大胆に、慎重に、段階的に、厳重に、着実に
『コミュ力は副詞で決まる』石黒圭
「概要」副詞というと、わかりにくくて地味な品詞のイメージを持つ人が多いだろう。
しかしそんな人でも、じつは日々の生活の中で、驚くほどたくさんの副詞を使っている。
「めっちゃ」「やっぱり」「じつは」「なるほど」「まことに」「せっかく」「あいにく」「おかげさまで」等々……。
ー副詞の分類
    情態副詞(様態・結果)ゆっくり・まっすぐ・美味しく・綺麗に
    程度副詞(程度・数量・頻度・時間)かなり・やや・全て・沢山・時々・かつて・もう
    予告副詞(呼応・評価)全然・一体・まるで・幸運にも・残念ながら
    検討副詞(認定・限定・発話)確かに・やっぱり・特に・主に・正直・ぶっちゃけ
副詞の性質
    描写性:出来事をリアルに映し出す
    程度性:物事の捉え方に物差しを当てる
    予告性:内容を先回りして表現する
    評価性:事態に放しての評価をこめる
    期待性:自らの基準とのずれを語る
ー日本語の文章と会話の副詞利用頻度ランキング
    そう・どう・もう・こう・よく・少し・未だ・やはり・ちょっと・また・まず・すぐ
    そう・も王・まあ・ちょっと・こう・どう・やはり・多分・結構・全然・未だ・なるほど
ー「オノマトべ」(多い国と少ない国)
    日本語・韓国語・ベトナム語 vs 中国語
ー「オノマトべ」の例    
    さっぱりーピクルス、サクサクークッキー、シャキシャキー水菜、ふわふわーケーキ
    ほかほかー肉まん、バラバラーチャーハン、ネバネバーオクラ、コリコリー砂肝
ー「オノマトべ」歌詞のランキング
    そっと、ちゃんと、キラキラ、ドキドキ、ふと、ゆっくり、そろそろ、ワクワク、じっと
大人の和語副詞
    敢えて、恰も(あたかも)、強ち(あながち)、些か(いささか)、徒に(いたずらに)
    徐に(徐に)、殊に(ことに)、宛ら(さながら)、頻りに(しきりに)
    頗る(すこぶる)、忽ち(たちまち)、具に(つぶさに)、寧ろ(むしろ)
    尤も(もっとも)、専ら(もっぱら)、固より(もとより)、偏に(ひとえに)



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