@「ど忘れ」とは脳の一時的な「いたずら」である、と言う。大人になれば多くの情報の中から、不要なものを消し必要なものだけを選択するようになる。但し情報過多で脳は満タン、だからその処理「いたずら」をしていると考えたらいいとこの書籍にはある。この書籍には著名で偉大な人物の「ど忘れ」エピソードが数多くあり面白い。経験上、やはり「ど忘れ」は気まずいところもある。例えば、宴会パーティーの席で顔は覚えているがどうしても名前が思い出せない。そんなとき私の行動は「すっかりご無沙汰しました。私の名刺もちょっと変わりましたので再度名刺交換させていただけますか」とすると難なく相手の名前と過去の記憶が戻ってくる。また、最近はあらゆる「番号・パスワード」が存在し、脳での記憶だけではどうしても頼れなくなったのでメモ書きをすることにした。ところがそのメモを失くす事、しまった場所を忘れる事もあった。で対処の仕方は「PC上のメモにそれとなく自分だけが分かる暗号で記する事」である。たまにプリントアウトして保存しておく。パスワードの変更はあまりしない方が返って良いと思う。その理由は、よく変更しているといざ情報が漏れた場合、そのパターンで解読されがちだからである。おすすめのパスワードは、キーボードにある「シフト+X」で記号入力をプラスする事、よくない例はキーボード(ローマ字に数値)に表示にあるそのままの入力は入力しやすいが解読されやすい。
『物忘れの達人達』トム・フリードマン
- 孤独ではない、まだまだある忘れえぬ出来事
- 私たちの脳はあまり重要でない新しい情報を得ても、特に使うあてがなければ記憶に蓄えられることもない。歳をとるにつれ、人間はより重要なことだけを覚えようとします。よって、忘れることには大きな効用があり、物事の重要性を識別する能力があります。
- 「ど忘れ」は脳のいたずらだと思うことが良い
- 切符でも小切手でもなくしてしまうアインシュタイン
- 髭を剃ることを忘れて寝てしまったベートーベン
- 自分のコンサートを忘れ友人と散歩していたトスカニーニ
- 考えすぎてつい約20kmも歩いていたアダムスミス
- 忘れることは「にも関わらず」ではなく「それゆえに」で忘れていることが偉大な偉業を成し遂げた
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