@一攫千金の夢から悪夢の罠へ。「金」で散々な目にあい、窮地に追い込まれた人間の執念はすざましく、凶悪な悪夢(殺人を犯す)に抱かれたように変身することをこの映画を見せてくれる。現代、コロナ禍で大きな借金もしくは担保保証をしている人々もいるが悪徳商法に巻き込まれ借金まみれになる可能性もある。これはその様な金に困る弱者(起業者含め)を狙った悪徳商人の行く末の映画だ。安易に金を借りれるほど世の中は楽にできてはいないことだ。
『渇しても盗泉の水を飲まず』
『American Dream 2021』
起業家のスコットとニッキーは、アパート建設を完了するために現金を切望していたが、銀行からは融資ができないと拒絶されていた。そこでロシアの暴徒ユリ(弱者から暴利を生しとるワル)から金を貰い受けるが、その後仲介役、利子、手数料で高額請求され瞬く間にユリの借金地獄へ導かれていく。それを知ったニッキーのロシアンガールフレンド・アナが介入して彼らを助ける。 が、またしても同族的な人間が目の前に現れる。
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