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人にとって何よりの贅沢は『持たない贅沢』

2022-10-29 07:51:44 | 人生を「生かす」には
「当たり前のことが当たり前にできる事」が何より贅沢、と言う。当たり前にできない世の中、欲の塊、金、出世、名誉などは自分の生活を複雑に苦難にする可能性が高いということだ。「2分の余裕を持った人生」(腹八分目)を活かしてこそシンプルで、充実した人生にしたい。老いると何故か好奇心が衰えるが、物事を「逆に考える」ことで新たなものが見えてくることに期待したい
『持たない贅沢』山崎武也
『概要』「本当に必要なモノ」はわずかしかない。人生をラクにする「持たない」という考え方。シンプルに考え、シンプルに生きる。これ以上はない、最高の生き方。
ー「欲張り」
    必要以上のものを手に入れた時、支配されるのは自分自身である。 
    よって本当に必要不可欠なものだけ「欲しいものは何か」に気づく必要がある。
    物、金、名誉、地位、持っていれば束縛され生活が複雑になる
ー物事はシンプルに捉え、考える
    何事も複雑にしない:同時に進行すると中途半端になる、一つに短く、心を込めること
    迷わない技術:消去法で選択肢を2つに、最後は第6感、好き嫌いの直感で決める
    先入観を捨てる:全てのモノは過去のモノ、今は使い物にならないと思うこと
    欲との付き合い:付かず離れず・欲はやる気の原動力ともなる
    全て逆を考えてみる:大人になると目新しいものが無くなる、だから逆転の発想が必須
    真理を洞察する:時に「考える」事を止め、今までの思想を断ち切る
ー本当に必要なものは少ない
    モノは全てお荷物となり、多くを持つことの愚(執着)の始まる(最初だけの喜び)
    要らない人間関係:多くの人脈は不要・やがて利が失くなる、少数精鋭のリストで有効
    入れ物は必要最小限に:「手ぶら」の喜び・忘れ物をしなくなる
    持たない知恵:忙しさは「考える時間を奪う」・不必要なものを捨てると時間が増える
ー今あるものに「楽しみ」はたくさん隠れている
    今を大切に・人にも物にも丁重に・「日常」に感謝・「お陰様」で・小事は大事
    手抜きとは人の心がこもっていないから人を感動させることはない、一生懸命が必要
    「先送り」「人任せ」:やがて自分にマイナスとなって及んでくる
ー逆らわず・こだわりすぎず
    一杯を存分に味わう:視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の5感でコメントする
    無理しないで流れのまま「あるがまま」・執着しすぎない・じっと見つめてみる
    「諦める」ということ:腹八分目(2分の余裕)、未練なくキッパリ諦める
    流行りに少しは乗り、「敵うはよし、敵いたがるは悪し」(話題性をもつ必要性)
ー美しいものを見る目を養う
    「きちんとしている」魅力・簡素な美しさ:人に対する心遣い
    「違い」を作る:対称的な文化とアクセントをつけた日本文化(床の間等・平凡安定)
    謙虚さが持つ美しさ:謙虚な振る舞いは「惹かれる」
ー上っ面の「贅沢」に惑わされない
    本当の贅沢とは:当たり前のことを当たり前にできること
    人との縁を大切にする:人の出会いを無駄にしない
    必要最小限:人は必要だ最大限を求め、不必要なものを生み出す
    幸せになるための「考え方」:欲張らない、せっかちにならない 腹八分目



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