@人の運命は誰も予測できない。この映画のように突如病魔が襲い、治療法がない半身不随の生活を余儀なくされ、悲しいかな後は死を待つだけになる。こんな状態で人は何を考えるだろうか。最高の人生を神から与えられたと想うだろうか、だがそう想うことが最高の幸せなのかもしれない。映画では最後にステュワートが神からの「説教」を教会で果たす、感動的なシーンがある。
『Father Stu』
スチュワート・ロング(マーク・ウオールバーグ)はボクサーであり続けることが医者の言葉で諦め、ハリウッドで俳優を目指す。やがて一人の女性カルメン(テレサ・ルイズ)に一目惚れ、だが宗教上の問題で異教徒とは付き合えないと拒否されると宗教を変える決心をする。ある日オートバイの事故を生き延びた後、スチュワートは奇跡的な回復は神が与えたことだとカトリックの神父になることを決意。だが、その後突如病魔に襲われ、医者から筋肉疾患で、治療法がなく、筋肉が縮小し車椅子の生活に変わり、その後の生死は厳しいと告白を受ける。ステュワートは神に腹を立てるが、この苦しみは神からの贈り物として理解、だが、それはステュワートをキリストの苦しみに近づけることだった。
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